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関ジャニ∞のテレビ出演を終えた渋谷すばる アイドルらしからぬ過去の奇行とは

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画像はイメージです。

 8日、番組初の生放送となった『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で、関ジャニ∞・渋谷すばるがメンバー7人が揃う最後のテレビ出演を終えた。15歳から36歳まで、人生の半分以上を注いだジャニーズ人生。性に合わないとされたアイドル稼業をまっとうした。

 早くにアイドルの仲間入りを果たすと、誰もが一度は、高いカベにぶち当たり、深い闇に包まれる。本来の自分と、どんどんかい離していくからだといわれる。大人たちの操り人形の感覚が強くなっていく自分と、年相応の感覚を失いたくない自分。この狭間で葛藤する。それでいて、思うような仕事に恵まれず、休日が続くと、同期に水を開けられる。渋谷は、まさにその体感者だった。

 繊細で、神経質。口下手だが、器用。美しい顔立ちがゆえに、入所直後から事務所に推されていたという。ほどなくして、都内・原宿にあった合宿所で共同生活を送ることとなった。しかし、同じ関ジャニの横山裕や村上信五のほか、嵐、タッキーら、1日24時間、常に仲間がいる状況下で、唯一安らげる合宿所にも同世代がいる環境に耐えられなかった。ある日ついに奇行に出た。浴室に内側から施錠して、何時間もろう城したのだ。

 17歳のとき、事務所関係者にお願いして、ひとりで住める賃貸マンションを探してもらった。土地勘がない場所での新生活は、1K。すでに家族と同居、合宿所で共同生活を経たうえでのひとり住まいだったので、寂しさはなかったという。

 「関ジャニとしてすでにデビューしていた08年には、某女性週刊誌で、女性への飲酒強要が告発されています。後輩の関西ジャニーズJr.とのプライベートパーティーで、王様ゲームによって渋谷が機嫌を損ねてしまい、女性に一気飲みを強制。救急車で運ばれた女性は、急性アルコール中毒と診断されています」(芸能ライター)。

 15年には、主演映画『味園ユニバース』の舞台挨拶で、司会者の質問にほぼノーリアクションという失礼な態度を取ったことも話題になった。自身のPRに泥を塗ったとして、のちに直筆反省文をマスコミ向けに配布。ソロデビュー、ソロライブハウス全国ツアーを控えていただけに、事務所としてもさすがにお灸を据えたのだ。

 奇才がゆえに目立った奇行。退所までの残り5か月。どうか穏便に終えてほしい。

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