search
とじる
トップ > その他 > LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 ★最新のデジタル技術ってすごい!! 『アリータ:バトル・エンジェル』

LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 ★最新のデジタル技術ってすごい!! 『アリータ:バトル・エンジェル』

pic pic

提供:週刊実話

 お仕事お疲れ様です! 今回は『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンと『デスペラード』や『シン・シティ』のロバート・ロドリゲスがタッグを組んだ作品。日本の伝説的SFコミック『銃夢』が、最新のデジタル技術と実写の融合で、見たことのない世界としてスクリーンに現れます!

 見る前は正直、主人公のアリータに、“何の感情移入もできなさそう…”と、ちょっと構えて見に行きましたが、それはそれは素敵な時間でした! 作品的にゲーム好きや男性向けのニオイがプンプンするけど、アリータがサイボーグでありながらも“女性”なので、男女問わず楽しめます。IMAXシアターで見たら、スクリーンで繰り広げられる世界の一員になれること間違いなしです!

 天空に浮かぶユートピア“ザレム”と、そこから排出された廃棄物が溜まるクズ鉄町“アイアンシティ”。アイアンシティに住むサイバー医師イド(クリストフ・ヴァルツ)がクズの山から拾った女性の頭部は、なんと300年前のサイボーグであるにもかかわらず生きていた…。

 イドの天才的な才能のおかげで、新しい機械の身体を手に入れたアリータは、長い睡眠状態だったために過去の記憶を失っているが好奇心は強い。大切に育てられますが、冒険好きで恋愛にもなかなか動じない。そんなある日、敵が襲って来た時に、驚く程のパワーを持っていることに気付きます。自分はいったい何者なのか、模索しながら強く生きていくアリータを応援してしまいます。

 襲って来る敵の中には、カッコよすぎて笑っちゃった瞬間もありました。そして恋の相手は、ザレムへ行く夢を見るアイアンシティの若者ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)。彼はアリータが記憶を取り戻す事に協力しますが、もちろん彼にも秘密が…。なかなかうまく進まない2人の関係。切ないほど恋のために素直に頑張る彼女の気持ちを考えると、心が痛い。

 様々な登場キャラクターも善悪がはっきりしているので、気軽に楽しめます。私と年齢の近い方であれば、ジェニファー・コネリーの名前を聞けばドキッとするでしょう。『ラビリンス』の可愛いジェニファーは48歳になりました。今回の役どころはイドの前妻で、その美貌にビックリ。ずっと大作で活躍しているので、映画館に足を運んでいる方なら分かるはず。

 とにかく、デジタル技術を駆使した映像は圧巻ですよ〜。

画像提供元:(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
----------------------------

■『アリータ:バトル・エンジェル』
監督/ロバート・ロドリゲス 出演/ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ、エド・スクライン、ジャッキー・アール・ヘイリー、キーアン・ジョンソン、エイザ・ゴンザレス 配給/20世紀フォックス映画 2月22日(金)全国公開。■数百年後の未来。スクラップ置き場から、脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータ(ローサ・サラザール)。サイバードクターのイド博士(クリストフ・ヴァルツ)によって新たな体を与えられ、目を覚ますが、一切の記憶が失われていた。だが、アリータは自分が並外れた戦闘能力を持っていることに気付き、自分が300年前に失われたはずの最終兵器として作られたことを知る。そんな兵器としての彼女を破壊するため、次々と凶悪な殺人サイボーグが送り込まれてくるが…。

********************
LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。

その他→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

その他→

もっと見る→

注目タグ