26日のセム・ディファ有明大会で平柳玄播と対戦した丸藤。試合開始前に奇襲を受けたものの、危なげない試合運びで、最後はヘッドロックで勝負を決めた。タッグリーグを直前に控える丸藤は「コンディションは最高。きょう平柳に勝った勢いをそのまま持っていきたい」と万全の仕上がりを強調した。
3・30埼玉・桂スタジオ大会の初戦で激突する佐々木健介に「3冠チャンピオンだか知らないけど、森嶋猛にばかり目を向けているのが気に食わない」と丸藤は怒りを露わにする。ノアの至宝GHC獲りを表明した健介だが、見据えているのはヘビー級王座のみ。タッグ王者である自分たちを無視したことに憤りを感じている。
丸藤の怒りは収まらず「オレたちがそんなに弱く見えるか?30日の試合でわからせてやるよ」と健介にケンカ状をたたき付けた。そればかりか、「セムでKENTA&伊藤旭彦と勝彦&山口竜志の間で対抗戦のムードが強くなっている。オレもいい試合で終わらすつもりはない」と怒りの矛先は健介ファミリー全体に飛び火する。
パワーとキャリアで勝る健介に対しても一歩も臆することない丸藤。3・2日本武道館大会で行われたGHCタッグ選手権では、ブリスコ兄弟のドゥームズデイデバイスに対し、空中で体を入れ替えて不知火・改で切り返すというウルトラCの“ひらめき”を見せたが、健介のパワーとキャリアに対して一瞬のひらめきを武器に対抗する考えだ。
“天才”丸藤のひらめきが3冠王者にさく裂するのか。GHCタッグ王者のプライドを傷つけられた丸藤が健介にケンカマッチを仕掛ける。