報道によると、小室がこれまでプロデュースした1500作品のシングル、アルバムは、累計で約1億7000万枚超を売り上げた。今回の100曲の選曲に小室は関わっていないが、制作サイドが小室の思いを体現するべく、世に残したい楽曲を厳選したという。
同ベスト盤は、「T盤」と「K盤」の2枚に50曲ずつ収録するが、レコード会社の枠を超えて過去の曲も余すところなく収録する予定だそう。
収録曲は小室が作曲家として注目を集めるきっかけとなった渡辺美里の「My Revolution」のほか、自身がメンバーの「TM NETWORK」や「globe」の楽曲も収録。さらに、「篠原涼子 with t.komuro」名義で発表した「恋(いと)しさと せつなさと 心強さと」、お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功と組んだ「H Jungle with t」の『WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜』なども収録するという。
「注目されるのは、安室奈美恵の『CAN YOU CELEBRATE?』が入るかどうか。安室は引退前最後の全国ツアーを開催中で、安室が機嫌を損ねたら大変なことになる。慎重に交渉せざるを得ない。だから、まだ収録曲として発表できないのだろう」(レコード会社関係者)
そして、このベスト盤をきっかけに“引退セール”がスタートするようだ。
「小室と言えば以前、詐欺事件を起こした際、被害者への弁済金を所属レコード会社の社長が肩代わりした。ほかに、プロデュース料の前払い金など、レコード会社にとっては未回収金がかなり残っている。小室の関連商品をたくさん出し、少しでも金を回収しようと躍起になっている」(芸能記者)
とりあえず、ベスト盤の売れ行きが注目される。