篠原は90年代に小室ファミリーとして、94年発売の「恋しさと せつなさと 心強さと」などをヒットさせているが、小室氏とは96年にゲーム音楽でコラボして以来22年ぶりのタッグ結成となる。
記事によると、昨年3月にオファーを受けた小室氏は、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の劇伴(劇中のインストルメンタル曲)を制作。今年1月の引退会見では、受注済みの仕事はやり遂げるとしており、今年3月まで作業を続けて24曲を完成させたという。
同作は篠原が演じる専業主婦が、90年代に青春時代を謳歌した設定。そのため、小室氏に白羽の矢が立ち、当時流行ったJ−POPもクローズアップされ劇中歌として起用。篠原が安室奈美恵の「Don’t wanna cry」を歌うシーンも盛り込まれているという。
篠原は「芝居だけでは伝わらないところを、小室さんの音楽に助けてもらっています」と感謝。
一方、小室氏は「最後の僕の映画音楽になります」と宣言しているというのだが…。
「妻・KEIKOの介護に費用もかかるため、そう簡単に仕事をやめて表舞台から消えることはできないだろう。引退会見の前にオファーを受けたことにすれば堂々と仕事ができる」(芸能記者)
小室氏といえば、先月まで放送されていたテレビ朝日系「ラストアイドル」のセカンドシーズンでのプロデューサー対決に参戦。
秋元康氏、つんく♂らとそれぞれグループをプロデュースし、ラストアイドルファミリーの2ndシングルの表題曲をかけて対決したものの、小室氏は敗れてしまった。
「曲調が90年代で、発売してもヒットするのは厳しいと思われる曲だった」(レコード会社関係者)
果たして、「最後の映画音楽」はヒットなるか。