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あの大物バンドは勝ち抜けず! 平成芸能界の大ブーム『イカ天ブーム』のその後

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三宅裕司

 平成元(1989)年の2月にスタートし空前のバンドブームを巻き起こしたのが、TBS系の音楽番組「三宅裕司のいかすバンド天国(通称・イカ天)」だ。

 形式はメジャーデビュー前のインディーズバンドによる対戦番組。出演バンドの演奏を審査員が「見たい」「見たくない」で判定。全員「見たくない」で演奏終了となった。

 毎週「イカ天キング」を決め、前週のキングと対戦。5週勝ち抜くと「グランドイカ天キング」となり、メジャーデビューが約束された。

 主なグランドイカ天キングには、現在も活動するFLYING KIDS、BEGIN、すでに解散した超個性派バンド・たま、BLANKEY JET CITYなどが輝いた。

 「土曜の深夜放送だったにもかかわらず、ガチンコバトルが視聴者に受け、いつの間にかイカ天ブームが到来。ブームに乗り、カブキロックスらグランドイカ天キングになれなかったバンドも、メジャーデビューを果たすことができた」(レコード会社関係者)

 「イカ天」は89年の「新語・流行語大賞」の流行語部門・大衆賞を受賞。1990年1月1日には、日本武道館において前日の「第31回日本レコード大賞」のセットをほぼ流用するような形で、「輝く!日本イカ天大賞」が開催された。

 ところが、同年4月、審査員が交代し、再挑戦のバンドが増えたことなどから人気が急落し、視聴率も大幅にダウン。同年12月に番組はその歴史に幕を閉じた。

 「800組以上出演したうち、生き残ったのはBEGINら数えるほど。90年11月には、当時上京間もないGLAYが出場していたが勝ち抜けず。しかし、今となってはGLAYが一番の出世頭となった」(同)

 07年12月には同窓会的な特番が放送されたが、ほとんど話題にならず。以後、放送されていない。

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