公式サイトも制作し、11月にはソロでCDデビューするとも発表した田口。KAT-TUNは10周年を迎えたグループだが、3月末で田口が脱退することによりグループは充電期間という名の活動休止状態に入った。「田口が残っていれば普通に10周年のコンサートをし、いまもグループは普通に続けられていたはず。それなのにグループを脱退してソロデビューでは素直に『おかえり』ともろ手を挙げて喜んでいるファンはそう多くないでしょうね」とはテレビ局関係者。
ただ、気になるのは退所してからわずか数か月足らずでの復活と「田口のスタッフの中に元ジャニーズのスタッフが関わっているんです。そのスタッフは過去に嵐の楽曲も作った人ですが、嵐といえばジュリー副社長の案件。今回の田口の動きはジュリーさんの想定内だったんじゃないかというきな臭い話をする人はいます」(同関係者)。
いったいどういうことなのか。「いまジャニーズはジャニー社長、メリー副社長の体制から、ジュリー体制にランディングさせようとしている時期。そのときには嵐を頂点としたグループ体制を作ろうとしていると言われており、グループの淘汰が必要とも言われているんです」と同関係者。
淘汰の一環になったのが、トップグループのSMAPであり、ライバルとも言われた飯島マネジャーを切ることで最終的には解散にまで追い込んだ。「KAT-TUNだって、ジュリーさんが作ったわけでも育てたわけでもないですから、愛情的には薄いと言われています。赤西仁はともかく田中聖のクビの理由ははっきりしないし、田口を脱退するように仕向けた。結果的にはグループを半減させて、充電期間という活動休止状態に追い込んだわけですからね。ジュリーの視点から見れば功労者は田口です。だから田口のソロ復帰がこれだけ早いんじゃないかっていう考えをしている人はいますよ」と同関係者。
今年に入ってから2つのグループが活動停止に追い込まれている。これだけの話もさもありなんなのかもしれない。