事が起こったのは8月後半の名古屋で行われたアリーナツアー「関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ」でのこと。あいさつで安田章大が、ファンに向かって「今日はみんなのことビショビショにするぜー! 罪な俺らが犯すからな」ときめ顔までし、それを聞いた錦戸亮は「犯しませんよー!!」と突っ込みをして笑いを取った。
ファンを楽しませるトークで、関ジャニ∞ファンで埋めつくされた会場で盛り上がりを見せたのは想像に難くないが、今はツイッターなどでメンバーがコンサートで何を言ったのかが瞬時にネットにアップされる時代だ。「ちょうど世間の話題が高畑淳子の息子の高畑裕太が強姦致傷の容疑で逮捕されたタイミングだったので、この『犯す』という強姦をイメージさせるフレーズにはちょっと過敏に反応する人も少なくなかったです。やっぱりジャニーズのファンは圧倒的に女性が多いですから、関ジャニファンは見逃せても、他のジャニーズのグループのファンからは、ちょっとジャニーズとしての品格を疑う声は上がっている。いくら笑いを取りにいくトークとはいえ、『このタイミングで?』と眉をひそめる人は少なくなかったようです。ネットでも、いくらなんでも笑いのネタにするにはなどと批判もちらほら見受けられます」(業界関係者)
お笑いも、時事ネタに対してどこまでネタにしていいのかという判断は難しいものがあるだろうが、関ジャニ∞にはお笑いも提供できるグループとして、そこも乗り越えてもらいたい。
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