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ジャニーズ事務所への“逆風”に動じず キンプリ、好発進

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 ジャニーズ事務所の6人組アイドルグループ「King&Prince(以下キンプリ)」のデビューシングル『シンデレラガール』が、週間57万7000枚を売り上げ、6月4日付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した(オリコン調べ)。

 オリコンによると、デビューシングルの初週50万枚超えは、06年4月3日付で「KAT-TUN」の『Real Face』が記録した75万4000枚以来、12年2か月ぶり。

 2010年代の「デビューシングル初週売り上げ」としては、最高を記録。また、「デビューシングルの歴代初週売り上げ記録」では、『Real Face』に次ぐ歴代2位となった。

 26日には都内で同曲の発売イベントを開催。各スポーツ紙によると、リーダー・岸優太は、「ミリオンヒットを出して、いつか東京ドームに立ちたい」と大きな目標を掲げたという。そして、岩橋玄樹の発案で、グループのファンの呼称が、王冠から発想した「ティアラ」になることも発表されたという。

 快調なデビューを飾ったキンプリだが、関係者はどこまで売り上げが伸びるか危惧していたというのだ。

 「久々にジャニーズがレコード会社とタッグを組んで、キンプリのためのレーベルを設立。オリコン1位獲得は当然だが、ある程度の売り上げに達しないと担当者のクビが飛ぶところだった。ジャニーズといえば、先月、元TOKIOの山口達也が女子高生に対するわいせつ容疑で書類送検(その後不起訴)された事件があり、その際、事務所の幹部が表に出て対応しなかったことから、批判を浴び“逆風”が吹き荒れている状態だが、キンプリの人気には影響が出なかったようだ」(レコード会社関係者)

 同曲発売の23日には、同日発売の情報誌「anan」(マガジンハウス刊)の表紙に起用。新人のデビュー日としては初の表紙起用という“快挙”を果たすなど、メディアへ大量に露出したキンプリ。戦略が見事にハマったようだ。

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