骨折で7か月半の休養を余儀なくされ、今年1月にカムバック。復帰後の4戦はこの馬の良さが見られず本調子にはほど遠いといったところでした。
が、前々走の新潟の直千レース、駿風Sからは馬が一変。折り合いに気を使うところがあるので、スピード勝負が合っていたんでしょう。テンからいいスピードを見せ、2着に好走。スプリント資質の高さを改めて確認できました。
そして前走の飛騨Sは昨年、勝ったレース。今年は0秒2差4着に敗れましたが、ハイペースで先行勢が総崩れの中、自分から動いて勝ちに行く強気な内容で、最後まで踏ん張りましたから立派です。
もまれ弱い部分もだいぶ改善してきましたし、5歳になって馬がいろんな意味で成長しています。初勝利を挙げた相性のいい福島で、再び勝利の美酒を味わいます。