破竹の2連勝でホープフルSを快勝したアドマイヤブルーが、初タイトルを奪取。皐月賞へ弾みをつける。
2連勝の着差は0秒1、クビと僅かだが、競り合いに強い勝負根性は、混戦レースでは大きな武器になる。ホープフルSで中山二千を勝っているのも大きなアドバンテージ。
新馬戦は番手マーク、そしてホープフルSは好位4番手に付けて立ち回る、近代競馬向きのセンスの良さが備わっており、信頼度は高い。
総合力で完全にライバルを一歩リードしており、普通に走ってくれば結果は付いてくると確信する。
相手は、3戦2勝と完成度の高いベストディールだが、スケールの大きい外国産馬、レッドシャンクスも侮れない。
◎7アドマイヤブルー
○8ベストディール
▲5レッドシャンクス
△15マイネルロブスト、16アーデント
☆中山10R「初富士ステークス」(芝1800メートル)
1枠1番と絶好の枠順を引き当てた、アカンサスが3勝目をゲットする。
降級戦の前走は2着と惜しいチャンスを逸しているが、直線で前が詰まる不利があったもの。内容は負けて強しだ。
もともと、オープン特別勝ちをはじめ、オークス7着、秋華賞4着を持ち出すまでもなく、能力はGIレベル。力通り走れば、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎1アカンサス
○4リヴェレンテ
▲5ムスカテール
△7マコトギャラクシー、14エチゴイチエ
☆小倉11R「門司ステークス」(ダ1700メートル)
休養明け以降、4戦2勝、2着1回と地力強化の目覚ましい、トミケンヒーローをイチ押し。
とりわけ、前走の豊明特別を含む2勝とも、好位から危なげなく抜け出すと0秒8差、0秒6差突き放し子供扱いしているのだから凄い。
これほどの馬に昇級の壁は皆無に等しい。ハンデ55キロも2連勝を後押しする。
◎3トミケンヒーロー
○5エーシンビートロン
▲14ジョーメテオ
△2タガノジンガロ、8サンライズモール
☆京都11R「日経新春杯」(芝2400メートル)
休み明け3戦目で走り頃の皐月賞3着馬、ダノンバラードが今度こそ決める。
中日新聞杯3着は小回り小倉コースを意識して、早目に動いたことが最後に響いたもの。それで、クビ・ハナ差だから実力を疑う余地はない。
京都外回りの二四なら、ジックリ構えて乗れるし、身上の差し脚を炸裂させる。
相手は、1戦ごとに地力強化の跡を示すスマートロビン。過酷なハンデ58.5キロを背負ったトゥザグローリーは、単穴の評価が無難。
◎11ダノンバラード
○1スマートロビン
▲3トゥザグローリー
△6ナムラクレセント、7ビートブラック
☆京都10R「紅梅ステークス」(芝1400メートル)
人気でもサウンドオブハートには逆らえない。
大外18番枠が災い、引っ掛かりながら3着に粘った、阪神JFは真骨頂。ここでは能力の絶対値が違うし、九分九厘勝てるだろう。
◎2サウンドオブハート
○7ラフレーズカフェ
▲12ゴールデンムーン
△4マイネボヌール、9エイシンキンチェム
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。