「JAZZ A GO GO」は、2011年に大阪のエンタメジャズバンド「カルメラ」が発起人となり、同世代のバンドで「日本のクラブジャズシーンを若い世代にも広めて、全国的にもっと盛り上げたい」と、立ち上げたイベント。主な出演バンドは、SONYの新製品「h.ear × WALKMAN」(ソニーマーケティング株式会社)のテレビCMに「犬、逃げた。」が起用されたことが話題の「カルメラ」、今年ブルーノート東京や東京JAZZの出演も果たした「bohemianvoodoo」、来年夏公開予定の映画『Mother Lake(瀬木直貴監督)』の劇中音楽をプロデュースする「JABBERLOOP」、人気ジャズレーベル・Playwrightから10月にリリースされた最新アルバム「AWAEKENING」が好調な「TRI4TH」の4バンド。
今回は各バンドが自らのオリジナル曲のセットリストに加え、カルメラ以外のバンドがカルメラの曲をカバー、カルメラが他の3バンドのキラーチューンをカバーするという、まさに今日この瞬間でしか聴くことが出来ない企画を用意。オーディエンスは最初から最後までテンションが上がったままエンディングを迎えることになった。
ライブ中のMCでは「開催のたびに大きくなっていくJAZZ A GO GO。毎回先頭に立って主催してくれてるカルメラに感謝を込めて大きな拍手を!」(木村イオリ/bohemianvoodoo)、「最高の面子と最高のイベントで、再会できることがいつも最高に嬉しい。」(織田祐亮/TRI4TH)、といった同世代のバンド仲間として互いのリスペクトを込め合ったトークが飛び交った。トリを務めたカルメラは「大好きな4バンドとソールドアウトする公演が大阪で出来たことが本当に嬉しい。いつかJAZZ A GO GOで野外フェスができるくらい大きくして定番化していきたい」(西崎ゴウシ伝説/カルメラ)と、発起人としての意気込みを新たにした。
鳴りやまないアンコールに応え、カルメラ・TRI4TH・JABBERLOOPのメンバーがステージに再登場。最後のMCでは、2016年6月26日(日)に東京・代官山UNITにて「JAZZ A GO GO vol.5」を開催することを宣言し、大阪開催にちなんで吉本新喜劇のテーマ「エクスタシー」でオールインセッション。各バンドのプレイヤーたちが圧巻のバトルソロを披露して華々しく終演を迎えた。
<セットリスト>
■bohemianvoodoo
1.Cardamom
2.Nomad
3.ホテルジャズ(カルメラ曲をカバー)
4.El ron zacapa
5.Flyaway
6.Adria bue
■JABBERLOOP
1.イナズマ
2.SASURAI
3.Behind the wind
4.Transonic(カルメラ曲をカバー)
5.ナナナ
6.シロクマ
■TRI4TH
1.blow this moment
2.freeway
3.bon voyage
4.犬、逃げた。(カルメラ曲をカバー)
5.moanin'
6.ticktuck
7.Dance'em all
■カルメラ
1.地中海に浮かぶ女
2.No chaser
3.JAZZ A GO GOメドレー
TRY AHEAD(TRI4TH曲をカバー)〜ソレソレ(JABBERLOOP曲をカバー)〜GET DRESS UP(bohemianvoodoo曲をカバー)
4.犬、逃げた。
5.Flamingo
6.Yeah!!
en:エクスタシー