同局は9月27日、視聴率が低迷する「バイキング」(月〜金曜日午前11時55分〜)の出演者を29日放送分から変更することを明らかにした。
最大の変更は、火・木曜の進行を担当していた同局のエースであるカトパンこと加藤綾子アナ(29)の降板で、永島アナが後任となる。加藤アナは25日の出演が最後となった。
その他、火曜レギュラーのビッグダディ、金曜隔週レギュラーの滝沢眞規子は卒業。金曜隔週レギュラーのクリス−ウェブ佳子が火曜レギュラーに昇格。木曜日の看板コーナー「E-girls Ami&鈴木奈々のオトナのマナー講習」に準レギュラーとして出演していた鈴木奈々が、木曜レギュラーに昇格する。
加藤アナの後任という大抜てきを受けた永島アナは、29日から朝の情報番組「めざましテレビ」(月〜金曜日午前5時25分〜)で情報キャスターを務めることも決まっている。さらに、10月からは「9代目○○パン」を襲名し、冠番組「ユミパン」(木曜日深夜0時35分〜)がスタート。すでに、サッカー番組のMCにも起用されている。
全局を見渡しても、研修を終えたばかりの新人に、いきなり、これだけの数の番組をもたせるのは異例で、同局がいかに永島アナに期待を懸けているかが如実に分かる。
永島アナは同局の「スーパーニュースWEEKEND」でスポーツキャスターを務める元日本代表のJリーガー・永島昭浩氏の愛娘で、日本人離れしたエキゾチック美人。関西学院大学在学中には、「ミスキャンパス関西学院」グランプリ(11年)にも輝き、朝日放送「おはよう朝日土曜日です」のリポーターも務めた経験がある即戦力。
生野アナが結婚で男性視聴者からの人気下降も懸念され、加藤アナは退社説も飛び交うなかで、同局ではこの2人の後継者育成が急務。その候補に指名されたとみられる永島アナ。果たして、同局の期待に応えることができるだろうか?
(坂本太郎)