昨秋の5回阪神「甲東特別」勝ちをキッカケに(3)(1)(2)着と、着実に地力強化の跡を示すダノンシャークが京都金杯のリベンジ。ついに、初重賞制覇を達成する。
その京都金杯は4角15番手と、とても届かない位置から直線大外を強襲。メンバー最速の差し脚で0秒2差2着と迫ったのだから、大したもの。
父ディープインパクト譲りの差し脚は、広い東京コースで一段と威力を増すのは間違いない。
スタートに課題を残すが、1馬身程度の出遅れなら直線でカバーできるはず。差し切りが決まる。
京都金杯で待望の初重賞制覇を達成。充実一途のマイネルラクリマが相手になる。
◎12ダノンシャーク
○15マイネルラクリマ
▲14サダムパテック
△6コスモセンサー、11スマイルジャック
☆東京10R「早春ステークス」(芝2400メートル)
全3勝(うち二四2勝)を東京で挙げている、メンバー屈指のコース巧者ノーステアに期待。
前走2着(勝ち馬フェデラリストはこの後、中山金杯を優勝)を最後に休養。東京に標準を定めて調整してきただけに、ほぼ万全といえる出走態勢が整っている。
クラスも2度目で慣れが見込めるし、身上の差し脚を炸裂させる公算が大。
相手は、ラヴェルソナタ、ギュスターヴクライの良血馬2頭。
◎10ノーステア
○9ラヴェルソナタ
▲2ギュスターヴクライ
△3マコトギャラクシー、13メイショウドンタク
☆小倉11R「皿倉山特別」(芝2600メートル)
終始、外を回るロスの多い競馬を余儀なくされながら2着(クビ差)、4着(0秒1差)と毎回上位争いに持ち込んでいる、エーシンミラージュで今度こそ。
頭数も10頭と手頃だし、差し切れるとみた。相手は、不向きの道悪で2着と好走した、エクセルサス。
◎5エーシンミラージュ
○3エクセルサス
▲10アルジェンタム
△4ローレルクラシック、8アドマイヤネアルコ
☆京都11R「きさらぎ賞」(芝1800メートル)
決め手はメンバー屈指の、ジャスタウェイ。新潟2歳S2着、東スポ杯2歳S4着と、実績面でもライバルを一歩リードしている。
しかも、新潟2歳Sは上がり32秒6と驚異的な差し脚を発揮。負けて強しを印象付けている。また、東スポ杯は出遅れと、道悪馬場の不運が重なったもの。放牧効果で状態はフレッシュだし、チャンスは十分だ。
若駒S2着は出遅れが致命傷だった、素質馬のワールドエースの巻き返しが怖い。
◎8ジャスタウェイ
○9ワールドエース
▲13ベールドインパクト
△4ヒストリカル、7ローレルブレット
☆京都10R「橿原ステークス」(ダ1200メートル)
昨秋を境に素質開花。ここまで4戦2勝、2着1回と充実ぶりは目を見張らせる、ニシオドリーム。〈2110〉と、適鞍の京都千二を得てチャンス到来だ。
アイアムルビーはハンデ55キロが微妙だが、実力的に好勝負。
◎7ニシオドリーム
○5アイアムルビー
▲2デイトユアドリーム
△3マルカバッケン、11スリーボストン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。