今回の不信任についてデビュー当時から支配人として支えられてきたSKE48のメンバーの多くがgoogle+でコメントをしている。
すでに卒業することを発表している桑原みずきは、「研究生呼ばわりされたこと。 本当に、納得いかないです」とコメント。
チームKIIのキャプテンである高柳明音は、不信任がSKE48の支配人として湯浅氏が残ってほしいとのファンの思いからの結果であるとの前提で、「皆の気持ちわかってる…気持ちはすごく嬉しかった。メンバーも湯浅さんも。だけど、やっぱり悔しいです」と綴っている。
SKE48の中心メンバーである松井玲奈も同じ前提で、「私には自分の中で消化するのに少し時間がかかりそうです。湯浅さんには任せられない、くらいはっきりした理由の方がまだ気持ちの整理がつけやすかったです」とコメントしている。
他にも、向田茉夏が「研究生って…SKEの事を思って不信任にした方々がいるのは、知っているし…」と悔しさをにじませている。
ただ、そもそもメンバーが前提としている「湯浅氏がSKE48を離れてほしくないからファンが不信任にした」ということに対してネット上では、「これは完全に勘違い。湯浅氏が不信任になったところで、新支配人の人事も決まっているSKE48に戻れる可能性はなかったんだし」「メンバーからはいい人でも、仕事ができるかどうかは別問題」との厳しい意見も聞かれる。
さらに、今回の信任投票に対してコメントしたSKE48のメンバーが、ほぼ同じ見解を示している中、研究生の松村香織だけが、「YouTubeで中継を実際見ていていろんなメンバーの記事とか読んでいてわたしは捉え方とか思ったことや感じたこととかみんなとは違ったなぁ。研究生として」とコメント。ファンの間では、桑原などが、「研究生呼ばわりされ…」と研究生を下に見るとも思えるコメントをしたことに対して、全グループの最年長研究生として感じるものが何かあったのではないかと受け取られているようだ。
湯浅氏の信任、不信任はともかく、今回の支配人の信任投票については様々な批判もあるようだ。そもそも、劇場支配人の仕事が何なのかが明確にされていないことから、「信任も不信任も判断しようがない」との意見とともに、「結局は、不信任となった湯浅氏も“研究生”って肩書にしたところで、このままだと普通に支配人の業務をするんでしょ。AKB48グループはガチを売りにしているはずなのに…」との声もでている。