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AKB48 珍しく安全策もセンター渡辺麻友に厳しい現実か

 アイドルグループ、AKB48の30枚目のシングル、「So long!」(2月20日発売)がTBS系「火曜曲!」(火曜午後9時)で初披露され、まゆゆこと渡辺麻友がセンターをつとめることがわかった。

 これまで絶対的エースとして、AKB48の楽曲でセンターをつとめてきた前田敦子が昨年8月に卒業、その後、総選挙で第1位となった大島優子、さらに、SKE48の松井珠理奈、じゃんけん選抜で勝ち抜いた島崎遥香がセンターをつとめた。また、昨年末の紅白歌合戦などでは渡辺がセンターを担当、次期センターは誰になるのか、注目を集めていた。

 「まゆゆのセンターは、AKB48では珍しく安全策をとった。総選挙で第二位、人気、実力的には申し分のない存在」(アイドルライター)

 運営側からすれば、健康面で不安がある松井珠理奈や人気面で課題が残る島崎遥香では、まだ荷が重いと判断したのかもしれない。サプライズをお家芸とするAKB48にしては、珍しく“安全策”をとったともいえるだろう。ただ、渡辺は3期生とグループの中では古株。“第2章”を掲げるには新鮮味に欠けるメンバーとの声も根強い。それに、世代交代の必要性を理解しつつも、前回総選挙で第1位となった大島優子のファンからは、早くも不満の声が挙がっているようだ。

 グループ内でのセンター争いに勝利した格好となった渡辺だが、彼女の本当の戦いはこれからだとの声もある。前田敦子はグループが上り坂の時のセンターであったが、AKB48はすでに頂点に立ってしまい、今後は、どこまでその人気を継続させていくことができるかが課題。そんな中、次回のシングルではミリオン割れも不安視されている。もし、渡辺がセンターになって、ミリオン割れとなれば、その責任を彼女に向けるファンもでてくる可能性もあるという。

 「まゆゆは、あまりアンチのいないメンバーでしたが、これからはアンチも増えるでしょう。センターの宿命でしょうね」(同)

 まずは、新シングル「So long!」がどんな滑り出しを見せるのか、注目して見守りたい。

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