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“ラスボス”小林幸子が紅白出場を逃した理由とは

 紅白への完全復帰を逃してしまった小林幸子だが、4年前の事務所社長解雇騒動が尾を引いた結果だというのだ。

 2012年の騒動時から紅白から遠ざかっていた小林は、演歌歌手では異例ともいえるネット界に進出。「ラスボス」とも呼ばれるなど、成功を収めていた。その小林が昨年、特別枠で紅白に復帰、今年は通常の紅組出場者としての復帰を目指していた。「NHKの番組にも出演していたし、貢献度も高かった。紅白は当確と見ていた人は多いと思いますよ」とはある音楽関係者。

 ただ、結果は紅組リストに名前はなく、昨年のような特別枠出場もなくなった。ここには騒動の背景も色濃くあるという。「解雇された事務所の社長らは、いま福田こうへいを手伝っているんです。昨年まではその福田も事務所の所属問題で裁判沙汰になっていたため、紅白への出場も遠のいていましたが、その裁判も終了し、紅白に復帰しました。ここが関係しているのではといわれているんです」と前出の関係者。

 そもそも、4年前の騒動がどういうものだったのかと振り返ると、小林が事務所の社長らを解雇したことで、その社長らが芸能界の“ドン”と呼ばれる幹部に相談。解雇したことを不義理と判断したことで、結果的に小林に対して様々なプレッシャーをかけることになった。「昨年は、その幹部とも和解したという話だったので、紅白もGOサインが出たようですが、今年、福田が復活したことで、解雇された社長らと幹部との関係が再び復活した。そこで小林に対しても横槍が入ったのでは、といわれています。それに今年はNHKも和田アキ子を切ったように、大御所頼みは辞めようという雰囲気もあったし、意見が合致したのでしょう」と同関係者。

 自らまいた種とはいえ小林にとってまだまだ受難は続くようだ。

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