この日、保釈可能性があったため、勾留先の警視庁湾岸署に150人を超える報道陣が集まり騒然としたが、結局、保釈されず。保釈される可能性がある2日の早朝から、再び同署には報道陣が集まっている。
「1日、政府は早朝から臨時閣議を開き、これまでの憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定してその日のニュースはこの案件一色だったが、各省庁にも少なからず影響が及び、ASKA被告の申請を認めるかどうかとジャッジしているヒマはなかったため、保釈決定に至らなかったというウワサも流れていた」(全国紙社会部記者)
一部スポーツ紙によると、ASKA被告は保釈後の会見に難色を示しているようで、09年に薬物事件で逮捕・起訴後、保釈時に謝罪会見を行った歌手で女優の酒井法子のように世間に対して大々的に胸中を語ることはなさそうだが、そもそも、確実に保釈されるための条件がそろっているとは言い難いようだ。
「保釈金はマックスでも1000万円とされているが、ASKA被告の財力があれば問題ないだろう。肝心なのは取り調べの中身で、再逮捕してからまだ1週間足らず。まだまだ事件の全容が解明されておらず、ASKA被告も入手ルートなど事件の核心についてはかたくなに口を閉ざしているという。そんな状況であっさり保釈されることはないという情報もあり、保釈される可能性は五分五分か」(週刊誌記者)
今日保釈がなければ、しばらく同署の周辺は報道陣で埋め尽くされそうだ。