この日、都内の大城戸鍼灸整骨院で針克服の特訓を行った大谷。大城戸先生から「治療の針と違いますからね。太さも固さも。肺に穴が開くかもしれませんよ」と告げられ表情が強張った。それでも「男と男の勝負がしたいという気持ちが強い」と決意を固め「トコトン攻め続け、5分以内に決着をつける」と300秒殺まで予告した。
しかし、一方で大谷は、自身の道徳心と葛藤している。「はたして、試合当日パワーボムやスープレックスで相手を投げることができるのか。人としてどうかって部分がありますよ。松永が串刺しになる姿なんて見たくない」とポツリ。
どうやら本心では、ハラを決めかねている大谷。このままだと自分が串刺しになりかねない状況だ。