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テレビ東京『なんでも鑑定団』で“内紛”勃発

 俳優の石坂浩二が番組スタート時から22年間レギュラー出演しているテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」を3月いっぱいで降板することを、各スポーツ紙が報じている。

 降板が話題になったのは28日の一部スポーツ紙の報道。最近2年ほど、同番組の放送では、石坂のコメントが放送されることはほとんどなく、インターネット上で「司会なのに発言がない」と話題となっていた。その理由について、担当プロデューサーとの酒席のトラブルによる確執が原因で、意図的に発言をカットして降板に追い込む“パワハラ解雇”などと報じられていた。

 同日、都内で定例会見を開いた同局の高橋雄一社長は、石坂の降板について「改編にかかわる部分なので申し上げることはできない」と明言せず。パワハラ報道については「(石坂は)功労者であり友好的に話している。“解雇”などはありえない」と否定し酒席のトラブルも「聞いていない」としたのだが…。

 各紙によると、石坂は3月いっぱいで同番組を降板。一部によると、後任としてフリーの福澤朗アナウンサーが起用されるという。その理由は番組内容の変化に伴う対応。出品される「お宝」を鑑定する鑑定士のコメントが最重要視される中、石坂の発言は鑑定士と似て堅いものが多いため、より多様なコメントでエンターテインメント性を強めることから改編を機に一新されるというのだ。

 「石坂は降板してしまったが、パワハラ報道が出た以上、担当のプロデューサーも何らかの処分的なものを受けることになりそう。番組内容の変化にともない、プロデューサーが代わることもありそうだ」(放送担当記者)

 石坂は29日放送のフジテレビ系「とくダネ!」の取材に対し、「それについてのコメントは、別に何も、言えないというか言わないことにしてる。たとえ感じることがあってもそれは私個人の問題ですから」とコメント。降板の真相はうやむやのままになりそうだ。

 

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