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ニューヨークレポート ゴミ漁りまでするエコロジー意識の高さ?

 サントリーが、平たくして溝に沿って2つ折りにできるペットボトル「ペコッとボトル」を開発して年間約7600トンのCO2削減を見込んでいる他、日本コカコーラ社の「い・ろ・は・す」はしぼれる12グラムの軽量ボトルを使用、7億本の出荷本数で排出を抑えたCO2は約8400トンという。

 ペットボトルの軽量化に拍車がかかっている日本だが、アメリカでは既に軽量ボトルが主流になっている。軽くてペコペコしているので頼りない感じもあるが、リサイクル面では優れている。

 ニューヨークでは資源のリサイクルも盛んで、ゴミ箱からビンや缶を拾っている人もいる。スーパーマーケットにはゴミ袋いっぱいに缶やビンを詰めて持ち込む姿も見られる。が、エコロジー意識が高いから、ばかりとは言えない。見たところ貧困層が多く、リサイクル精神というより生活の為という雰囲気が濃厚なのだ。

 ゴミの量が日本に比べて大変多く、リサイクルに熱心なのはどうも換金できる物に限られるようだ。

 私も節約とエコロジー精神から、愛飲しているコロナビールのビンをリサイクルしようとしたが、1本5セントと聞き、持ち込む手間と時間の節約を優先して断念した。(セリー真坂)

参考サイト
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110305/biz11030512000024-n1.htm

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