共演者のオアシズ・光浦靖子によると、「鈴木さんは某番組の某ディレクターにクソみたいな扱いを受けた時、心の中でいつもあれを唱えて乗り越えたという……」と説明すると、鈴木は「フジテレビの○○です!」と実名で告白。その名前を聞いた森三中・黒沢かずこは、驚いた表情で「あの方はねぇ、何人もの人に恨まれてましたもんね」とコメントした。
放送では名前が規制音で伏せられていたが、鈴木が嫌う人物は、2012年まで放送されていたバラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)のディレクターだと思われる。鈴木は過去、別番組にて当時を振り返っており、ある稽古中でのディレクターとのやり取りを明かしている。
それによると、ある日、番組の稽古が深夜まで及んだため、ディレクターが寝てしまったことがあったという。それを見た鈴木は、「ここで寝かせておこう」と気を使って毛布をかけたそうだが、「俺、寝てねぇからな。殺すぞ!」と突然起き上がって怒鳴ってきたとのこと。以降、番組が終了する11年間、ひたすら「殺すぞ!」と言われ続けるようになり、鈴木の中でストレスが溜まっていったようだ。
また、鈴木は「はねトび」時代、共演者ともマジ喧嘩をしたことがある。当時、キングコングと、それ以外の出演者に距離ができてきたことを心配したロバート・山本博が、スタッフも集めて飲み会を開催。しかし、その会合にて、ロバート・馬場裕之とスタッフが、意見の食い違いからか殴り合いレベルの喧嘩を始めてしまったという。
すると、キングコング・梶原雄太は、山本に向かって「博よお! お前なにやってんだよ! お前があんな会、開かなかったら、こんなにみんな喧嘩することなかっただろうがよ!」と文句を言い始めたのだそう。少しでも番組の空気を良くしようと努力してきた山本は、この梶原の言葉に激怒し、「いい加減、舐めんじゃねえぞ!」と一触即発の事態に。さらに、鈴木も黙っていられなくなり「テメェ、梶原! 殺すぞこの野郎!」とブチギレるなど、凄惨な飲み会になったようだ。
そんな鈴木はこれまで、梶原との不仲を度々番組で明かしており、相方の西野亮廣が痛いのは表向きで「本当に痛いのは梶原」だとも発言している。2人の溝は想像以上に深いのかもしれない。