各紙によると、みのは9月16日の放送以降2番組の出演を自粛。同局の石原俊爾社長は今月2日の定例会見で、みのの復帰時期を「総合的な観点から判断したい」としていた。
しかし、同局は「両番組は、視聴者の目線で、様々な社会的事象や事件について、みの氏が直言するというコンセプトの報道番組であり、現在の状況やみの氏の意向を含め、総合的に判断した結果、みの氏の出演を終了することを決定しました」と経緯を説明。11月4日以降の放送から番組のタイトルから「みのもんた」を外し、現在の出演者でリニューアルして放送するという。
また、みのは19日に放送されたパーソナリティーをつとめる文化放送のラジオ番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」で「すべてが決まったら一度お話しする機会を設けたい」と近日中に会見を行う意向を明かしたが、所属事務所は25日、26日の同番組放送終了後に都内のホテルで会見を行うことを発表した。
「さすがに、視聴者から寄せられたクレームや意見をTBSも聞き逃すことはできなかったようで、“みの切り”の決断に踏み切ったようだ。とはいえ、みのの出演自粛以降、みのが出演していた時と視聴率がそれほど変わらなかったので、まったく問題ないようだ」(テレビ関係者)
会見を前に、みのは26日、「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」に生出演。報道番組への出演自粛中に「親の責任に」について徹底的に考えたそうで、次男を「愚息」、「バカ息子」などと呼び、「本当にみなさんに申し訳ありませんでした。その一言を言いたかった」と神妙な声で番組のリスナーに謝罪。
報道番組以外に同番組とレギュラーのバラエティー番組の降板も申し入れたが慰留されたことを明かし、「全てを失ったせがれを見て、『俺も全てを失って当然だろ』と思った」と本音を吐露。「本当にお騒がせして申し訳なかった。(自分を)鍛え直して成長したい」と改めて謝罪したが、発言からするとようやく世間の“常識”に気づいた様子。
会見での発言が注目される。