報道をまとめると、同作は結婚したいOL(西内)と、結婚したくないイケメンアナウンサー(山村)のラブコメディー。会見で西内は、作品の収録・放送の時期について「実は海外留学の予定でした」と約3か月の留学を中止しての出演だったことを告白。米国で演劇などを学ぶ予定だったというが、「縁とタイミングがあると思い、やるしかないと覚悟を決めました。集中して演じたい」と意気込んだ。また、山村はオファーが昨年11月末だったことを明かし、「家族に『突然ですが、月9に出ます』と言いました」と笑わせたという。
「まだ視聴率が取れているころの月9ならば、主演やメインキャストは早ければ1年ほど前、遅くても半年ほど前には押さえているのが当たり前だった。ところが、視聴率が下落するにつれ、オファーしても断られることが増えてしまったため、今回のドラマのようにギリギリにならないとキャストが決まらなくなってしまった。かなりドタバタの現場となるだけに、視聴率が取れるようなおもしろいドラマがなかなか出ないのはそのあたりが大きな原因。しかし、いまだに改善される気配はなく、このまま低迷が続きそうだ」(フジテレビ関係者)
とはいうものの、キャストにその当たりの裏事情を“口止め”することもなく、まるで視聴率が取れなかった時の言い訳にでもしようとしているのが垣間見えることになってしまった。
西内が「留学しておけばよかった」と思う結果にならなければいいのだが…。