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“本当の大相撲改革” 最後の頼みは引退した朝青龍の問題発言か?

 元横綱の朝青龍が故郷のモンゴルに凱旋、会見で相撲協会に対して「気に入らない要求もたくさんあった」と不満を爆発させた。これに対し相撲協会も不快感を示し、「引退相撲中止の可能性も?」との報道が一部スポーツ紙で展開された。

 ただ、「朝青龍も大人げないですが、今の相撲協会を改革できるのは、朝青龍の問題発言だけかもしれないですね」と不思議な期待を示したのは相撲ジャーナリスト。内部の事情をよく知り、まったく相撲協会に未練もないどころか、むしろ敵対心をも持つ朝青龍が不満をモンゴルからでも爆発させることに期待がかかるというのだ。「ぜひ、様々なリークを期待しますね。今までの引退力士は力のある親方になるために、現役時代の不満などを語ることはまずなかったです。しかし、朝青龍はそんなこと関係ないですしね。本人の意思とは別に今後の相撲協会のためになることは間違いないです。実はコレに期待する関係者も少なからずいることは事実です。何もかも世間にさらして今の協会をぶっ壊してほしいです」(相撲ジャーナリスト)。

 ここ数年間で相撲協会は朝青龍が直接かかわっていないものでも「弟子暴行」「薬物」「八百長」と多くの問題が噴出してきていた。ただ、「まあ、内部からなんて変れる体質ではないし、やくみつる氏らが外から威勢よく吠えたって何の効果もないですね」(相撲ジャーナリスト)。貴乃花親方が理事なったことで“改革”に期待するファンも少なからずいるとは思うのだが「どうですかねえ、彼は最終的には相撲協会を守らなければいけない存在ですからね。捨て身の行動なんてとれないでしょう」(相撲ジャーナリスト)とのこと。

 “問題横綱”に相撲改革を期待することしかできないのは、国技として相当残念な感じは否めないのだが…。

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