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松本人志 中国・人工島問題で危惧「日本が矢面に立つ可能性はある」

 25日、フジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、日本と中国が対立する可能性を危惧した。

 番組では、中国の人工島の話題について議論が交わされた。昨年頃から、中国は水面から出てくる岩を埋め立てて人工の島を造成。滑走路などを整備しており軍事拠点化している。中国側は民間での利用を主張しているが、アメリカ側は人工島を領土として認めておらず、中国の軍事的脅威に強い懸念を抱いているという。中国の脅威が強まる中、一部メディアではアメリカが南シナ海の人工島から12カイリ以内の領海に、海軍の艦船または航空機を派遣する決断をしたと報じている。南シナ海といえば、日本にとっても石油を運ぶ重要な航路。中米間の問題だけではなく、東南アジアを含めた大きな問題に発展する可能性を秘めている。

 松本は「僕よくわからないですけど、アメリカがってなった場合に、ちょっと日本も来いよっていう話になりえると思うんですよ」とコメント。日本では先ごろ、野党及び世間から大反対されていたにもかかわらず、集団的自衛権行使を含めた新たな安全保障法案が成立。この法案により、アメリカとの軍事共同力がより一層強まった。

 様々な思惑や背景がある中、松本はいつのまにかアメリカが戦線から離脱し、日本だけが中国と対立する可能性を示唆。ゲスト出演していた乙武匡洋氏は、相手あっての外交問題なだけに「正直怖い」とコメントした。そして、松本は最後に「日本が矢面に立つ可能性はあるとおもいますよ」と危惧していた。

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