「大阪で息の長い芸人になりたい、というのが目標ですね」という堅実な濱田。若手らしい大きな夢といえば、「 理想だけを語っていたときは、20年続くトークバラエティをやりたい、というのはありましたけど、今の時代では難しいかもしれないですね。でも今もどこかにそういう気持ちはありますね」と、秘めたる野望を口にした。
これから出演したいテレビ番組については、「トーク番組は基本出たいです。さんまのまんま、サンデージャポン、さんま御殿とかですかね。徹子の部屋は…緊張しますが出てみたいです」と、やはりトークで勝負をしていきたいようだ。
目標にしている芸人について聞かれると、「目標にしているというわけではないですが、全国放送のトークバラエティのMCをされている方は基本的にすごい人たちなので、憧れていますし、尊敬しています」と、偉大な先輩への憧れを口にしつつも、将来像についてはこれまでにいない芸人像を思い描いている様子だった。
また、R-1を優勝したご褒美で特番を企画してもらえるとのこと。自身がレギュラーメンバーとして出演している「よしもと漫才劇場で何か恩返しできる企画ができればいい」と語る濱田だが、「紺野ぶるまさんとのお見合い企画もやれたらな」と、記者の笑いを誘った。紺野ぶるまといえば、同じく今年のR-1の決勝に出場しており、第1ラウンドで同じブロックだった濱田をとっさにサポートしたことで話題となった。SNSなどでは、その後の恋の進展も期待されていたが、濱田もまんざらではない様子だ。
R-1の連覇を目指しているという濱田。優勝後、視聴者などの感想コメントに触れていろいろと思うところがあったそうだが、現在は来年の大会にも出場する方向で考えており、ネタ内の笑いの数など、ブラッシュアップしていっているという。これまでにいなかった個性を持つ濱田に、笑いに恋にと世間を楽しませてくれることを期待したい。