女性はもちろん、男性のファンも多いという「ジェンダーレス男子」。最近では、「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でDDセルフプロデュース賞を受賞し、芸能界デビューを果たした井手上漠(いでがみ・ばく)や、「可愛すぎるジェンダーレス男子」として活動するユーチューバーの「ぎんしゃむ」などが大きく話題を集めているという。
「現在16歳という井手上は、今年1月に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演すると、たちまち話題に。フォロワー24万人超を誇るインスタグラムには、自撮り写真が多くアップされており、男女問わず『可愛い』というコメントが殺到しています。また、『ヘンジンマジメ』というユーチューブグループで活動しているユーチューバー『ぎんしゃむ』は現在17歳。ユーチューブにはメイク動画などもアップしており、“男の娘”として、いま急激に話題を集めています」(芸能ライター)
若者世代から大きな支持を得つつある“ジェンダーレス男子”だが、その魅力はどこにあるのだろうか。
「一番の要因は、ジェンダーレス男子たちがアイドル的かつ、ファッションリーダーでもあることと言われています。SNS世代のジェンダーレス男子たちの多くは、ファッションやメイクのこだわりを自ら発信しており、それを参考にする女性ファンも少なくありません。また、価値観が多様化している今、『男だから〜、女だから〜』という決めつけは、もはや時代錯誤。自ら性別の壁を壊し、“自分”を発信しているという点を魅力に思う若者が多いようです」(同)
今後も、“ジェンダーレス男子”たちの躍進に期待したい。