直線入り口ではほぼ最後方まで下がってしまい、ブービーと2秒1差もの大差をつけられたシンガリ負け。これまでの戦績を考えると、こんなに負ける馬ではなく、前走の大敗が響いているのかもしれません。
さて、今週は「第11回川崎マイラーズ(SIII)」が川崎競馬場でおこなわれます。
本命に推すのは完全復活したキャプテンキングです。目下、重賞3連勝中の本馬。東京ダービー2着後は精彩を欠いていましたが、18年フジノウェーブ記念後はじっくりと立て直された甲斐あって、3走前のゴールドカップでは、メンバーレベルは高くはなかったものの、復活の狼煙を挙げる見事な走りで優勝。
完全復活と思わせたのが前走のブリリアントカップ。タービランス、クリスタルシルバー、ヒガシウィルウィン、サウンドトゥルーにヤマノファイトなど、南関東のトップクラスが揃って出走した中、道中は6番手あたりでじっくりと脚を溜め、最速の上がりを使って差し切り勝ち。2着馬タービランスとはクビ差でしたが、3着のクリスタルシルバーには0秒7差もの差を付けており、上位2頭が強い競馬をしました。今回は前走に比べてグッとメンバーレベルが楽になり、勝ち負けは必至でしょう。
相手本線はこちらもこのメンバーでは複勝圏を外せないクリスタルシルバーです。ここ2戦は勝った馬から離された3着でしたが、メンバーレベルを考えれば致し方なし。ここまで14戦して3勝と勝ち味に遅いですが、掲示板を外したのは僅かに3回のみと堅実なタイプ。今回のメンバーなら上位は必至。ここも崩れないでしょう。
まとめて負かす可能性があるとすれば、20戦15勝2着3回と驚異の連対率90%と底を見せていないベンテンコゾウ。
以下、トキノパイレーツ、ウェイトアンドシーまで。
◎(2)キャプテンキング
○(12)クリスタルシルバー
▲(5)ベンテンコゾウ
△(1)トキノパイレーツ
△(8)ウェイトアンドシー
買い目
【馬単】4点
(2)⇔(5)(12)
【3連複2頭軸流し】3点
(2)(12)−(1)(5)(8)
【3連単フォーメーション】12点
(2)→(5)(12)→(1)(5)(8)(12)
(5)(12)→(2)→(1)(5)(8)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。