本命に推すのは、前走の大敗から巻き返すイグナシオドーロ。前走は2歳ダート日本一を決める全日本2歳優駿(JpnI)だったこともありますが、それにしても14頭立ての14着は負けすぎで、力を出し切っての敗戦ではないことは明らか。長距離輸送で減らしたのか、−13kgの489kgとデビュー以来最軽量馬体重だったことや、スタート後外へよれた上に、3コーナーで後続が迫ってきた際に抵抗できなかったことを考えると、本調子ではなかったということでしょう。今回は約5か月ぶりの実戦となりますが、川崎へ移籍したことで長距離輸送がなくなり、じっくりと立て直されてきたことで前走のようなことはないでしょう。門別在籍時には、後に羽田盃(SI)で2着となったウィンターフェルと勝ち負けをしていた実力があるだけに、本調子になればこのメンバーでは負けられません。
相手本線はホールドユアハンド。前走のクラウンC(SIII)では、急な乗り替わりとなりましたが、好スタートを切るとスッとハナを切り、道中は折り合いもがっちり。直線ではサクセッサーとの一騎打ちとなりましたが、クビ差から詰めさせず1着。2着馬サクセッサーとは2kgの斤量差があったことを考えると、着差以上に強い競馬でした。ここでは上位の力があり、すんなりと先行できれば上位争いは必至でしょう。
▲はエレガンテヴァイゼ。
以下、ミスタージョイ、サクセッサーまで。
◎(2)イグナシオドーロ
○(7)ホールドユアハンド
▲(6)エレガンテヴァイゼ
△(4)ミスタージョイ
△(12)サクセッサー
買い目
【馬単】3点
(2)→(4)(6)(7)
【3連複1頭軸流し】6点
(2)−(4)(6)(7)(12)
【3連単フォーメーション】9点
(2)→(4)(6)(7)→(4)(6)(7)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。