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キャバ嬢列伝〜キャバクラ辞めたら何になる?その2〜

 春は別れの季節…我々に憩いの時を与えてくれたキャバクラのお嬢さん達にも当然、サヨナラはやってくる。
 では、お店を辞めたお嬢さんたちは一体どこへ向かっていくのか…前回に引き続きそんな彼女らの後を追う。

(1)勤勉学生に戻ったキャバ嬢さん
 八王子市の某店に勤めていたRさん(23)は大学2年生のときにアルバイトとしてキャバクラを選んだ。家が豊かでなく、常に多額の学費が必要であったRさんにとって高収入のキャバクラ勤めはまさにうってつけの仕事であったという。
 しかし、すでに成人だったとはいえ、バレたら当然退学をさせられてしまうリスクを一緒に背負っているのは事実。彼女のキャバクラ勤めは結局1年ちょっとで終了した。
 「収入も良かったので、個人的にはいままでで一番おいしい仕事だったと思います。日中は大学へ通うので夜しか仕事をしないキャバクラはある意味、学生的と言えますよね(笑)。でも、やっぱり店内での風当たりは良くないし、友達にも言い辛いしで結果的にストレスになってしました。それで、就職活動を開始する数か月前には辞めていました。アルバイトの経験の有無を聞かれたときに『キャバ嬢だった』とは言えませんから(笑)」
 彼女は結局、新卒では就職できず、今も就職活動を続けている。もし、今年就職できなかったらその時はキャバ嬢に戻ることも検討しているという。悔いの無い人生になるよう頑張ってほしい。

(2)風俗情報雑誌のライターになったキャバ嬢さん
 新宿の某店に勤めていたHさん(36)はキャバクラを辞めたあと、ライターとしてデビューした。受け持つジャンルはもちろんキャバクラをはじめとする風俗関連。
 Hさんは高校卒業後、15年以上に渡り風俗業界に身を置いていたため、キャバクラの裏話については業界で屈指の情報量を持つライターの一人である。実はキャバ嬢時代も少しではあるが、雑誌に寄稿などをしていたという。
 「きっかけは現役時代にお店で知り合った雑誌記者さんがいて、情報提供などをしていたのが最初です。最初は私がインタビュー形式で答えるだけだったのですが、メールなどでやりとりするうちに私へのインタビューが面倒になって、結局私が書くことになってました(笑)。それで徐々に人気が出て、気がついたらその記者の連載を奪ってました。なので、筆名はその記者が使っていたペンネームをそのままなんですよね。まさか、キャバ嬢を辞めた後、男の名前を名乗るとは思いもよらなかったです(笑)」
 彼女は現在ウェブなどを含め月刊8本の連載を持つ、売れっ子ライターになっているという。

 さて、大好評をいただいておりましたキャバ嬢列伝は今回の記事で最終回になります。笑顔の裏に隠された壮絶な過去、ど根性話、奇妙な噂など様々なキャバ嬢さんの話が次から次へと飛び出しました。
 皆さんも週末はキャバクラへ行ってジャンジャン接待をうけて、今も起こっている伝説の目撃者になりましょう!

(和田大輔/山口敏太郎事務所)

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