参加した300名から「AKB48グループ夏祭り」で行われた予備戦を勝ち抜いたAKB48研究生、姉妹グループ代表、そしてAKB48メンバーの総勢112名が、決戦の舞台となる日本武道館に集結。
高橋みなみと山本彩は、それぞれ東京タワーと通天閣をモチーフにした電飾ギラギラの衣装で登場。東と西の意地がぶつかり合った対決となったが、高橋が転ぶアクシデントがあり、それが影響したのか山本が勝利となった。
柏木由紀は10月から始まる新ドラマで共演する佐々木希とともに登場し、この場を借りて番宣も。ゆきりん推しを公言する佐々木の応援のお陰か、最終的にベスト16入りを果たした。
5大会目にして、前代未聞の珍事も発生。じゃんけん大会最多の13勝を誇る前田亜美が湯本亜美との対決で、不自然過ぎる後出しを披露。本人いわく指が引っかかったとのことだが、ビデオ判定の末、当然の敗退。勝負の緊張感が包む会場に笑いを起こした。
公式ライバル乃木坂46からの刺客として初参戦の生駒里奈は、じゃんけん大会で無類の強さを見せてきた小嶋陽菜と対戦。小嶋が乃木坂46メンバーを従え、「こじ坂46」というユニットで登場したことに動揺したのか、勝つと小嶋の胸を触れるという自らの公約に興奮し過ぎたのか…あっさり敗退。逆に「こじ坂46」に取り込まれる結果となった。
またじゃんけん大会ならではの奇蹟も。過去4大会すべて初戦敗退という屈辱的な記録を持つ宮崎美穂がまさかまさかの快進撃。最終的にベスト8に入りを果たしたが、そのことを誰よりも本人が驚いていた様子だった。
総選挙とじゃんけん大会、初の2冠制覇の偉業を目指した渡辺麻友は、「チョキを出します!」と心のプラカードを掲げて勝負に臨むも、素直にグーを出した阿部マリアに敗北。1回戦で姿を消し、2冠制覇は夢と散った。
昨年の覇者・松井珠理奈は、兼任先のキャプテンである横山由依との対決に勝利。2回戦も勢いそのままに向井地美音を退け、連覇の期待もかかったが、ベスト16入り目前で小谷里歩に敗退。昨年すべて勝ち続けたパーで負けるという皮肉な結果となったが、小谷に「パーっと上を目指して!」と得意のダジャレで締めた。
そして決勝まで勝ち進んだのは、「9年間で初めて本気を見せる場面が来た」とおどける小嶋陽菜と、「明後日19日に誕生日を迎えるので優勝を自分へのプレゼントにしたい」と意気込む渡辺美優紀。一度のあいこの後、渡辺がグーで勝利。「ファンの皆さんにソロデビューという形で恩返しできるのがすごく嬉しい」と、瞳を潤ませながら優勝のコメントをした。