search
とじる
トップ > 社会 > 再犯コーチの“着替え盗撮”を知った女子中学生の“心の傷”

再犯コーチの“着替え盗撮”を知った女子中学生の“心の傷”

pic pic

提供:週刊実話

 サッカーの合宿先の風呂脱衣所に仕掛けられていたのは盗撮カメラ! ロリコン好きの盗撮常習者は、なんと皆が信頼していた指導コーチだった。

 「スポーツブラの試着をしてほしい」
 指導するサッカークラブの女子中学生たちに、こう依頼し、着替えを盗撮したとしてコーチの男が児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕された。

 警視庁に逮捕されたのは、東京・荒川区にあるNPO法人『スポーツカントリーアンビスタ』の代表理事で、サッカークラブコーチの石尾潤容疑者(29)。

 この男、8月にも同様の事件で逮捕されていた。
「同じ女子サッカーチームの夏合宿を那須塩原市で行った際、宿泊する旅館浴室の脱衣所の壁に“フック型の小型カメラ”が設置してあるのを女子中学生が発見。女子中学生らに問い詰められた石尾容疑者が自ら警察に出頭し、書類送検されていたんです」(全国紙記者)
また、この元コーチは「2台のカメラを使った」と供述していることが分かった。
 石尾容疑者は、私立國學院大学久我山高校時代、全国高校サッカー選手権でベスト8まで進んだ実力の持ち主。その後、一般入試で早稲田大学教育学部に現役合格したが、大学に入ると競技は辞め、男子中学生のクラブチームで教える指導者としての道を目指した。

 社会人になると女子サッカーチームの指導者に転向。男子サッカーとの環境の違いに愕然としたという。

 女子サッカー界の環境改善を図るため、2016年4月には、前述のNPO法人を立ち上げた。この組織を通じて、男子少年サッカークラブを含めた多種目多世代の「総合型地域スポーツクラブ」を作り上げ、地域の活性化を図りたいと熱心に取り組んだ。

 「石尾容疑者は、真面目で熱心な指導者として評価され、組織は次第に活動範囲を広げていった。'18年12月には、スポーツを通じた社会貢献活動を行う世界的なサポート団体『ローレウス』(本部イギリス)とパートナーシップ契約を結んでいます」(同)

 この団体は、メルセデス・ベンツやカルティエなど、名だたる世界的企業がスポンサーとなっており、石尾容疑者のNPO法人もナイキジャパンと連携していたという。
石尾容疑者はウェブサイトなどで「サッカーを愛する少女たちに最幸(原文ママ)の環境を」と呼び掛けていたが、裏の顔は、とんでもない出歯亀だった。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ