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中国人“爆買い”の夢のアト 高級マンション叩き売り 30億の老舗旅館はゴースト化

 東京五輪を前に注目される東京湾岸エリアなどの高級タワーマンションを次々と買い占めた中国人が、ここへ来て今度は売りに転じているという。
 ジャーナリストの宮崎正弘氏が言う。
 「日本で高級マンションを買ったはいいが、管理費も払えずに叩き売る中国人が続出しています。彼らの爆買いぶりばかりが報道されますが、中国経済が失速した今、その逆のことが起こっているのです」

 それだけではない。マンションに関して言えば、中国人のマナーの悪さに悲鳴を上げる居住者も続出している。
 とあるマンションの日本人住民がこう言う。
 「彼らは日本人とは交流したがらず、中国人同士で集まって、ラウンジを独占している。しかも来客宿泊用のゲストルームを予約で埋めては、毎晩のようにどんちゃん騒ぎで、観光客に又貸ししている人までいるんです。そんな中国人が一棟に何世帯も入っているため、まるで中国に住んでいるような気分になる」

 その他、「バルコニーでバーベキューをして煙が隣家に舞い込んでも知らん顔」などという大迷惑な声も聞こえてくる。
 「そんな中国人が億ション物件を叩き売れば、マンションの相場を左右する。日本人にとっては非常に迷惑な話ですよ」(宮崎氏)

 草も生えない中国人の“爆買い跡”は、マンションに限らない。
 「例えば、胡錦濤前国家主席の秘書を務めた令計画の妻・谷麗萍氏が購入した元割烹旅館。30億円もの大金で京都・東山区に木造2階建の旅館を購入後、改築して所有していたのですが、実はそのままになっているんです」(同)
 この元旅館は100年の歴史を持つ老舗だったが、中国人の手に移ったことで今やゴースト屋敷に成り下がってしまったのだ。

 日本への観光客の多さを見ても感じるように、中国国内にもまだ日本ブームが巻き起こっていると思いがちだが、それもいつまで続くことやら…。
 「少し前は日本で需要が減っていた大木が、中国でバカ売れしていたんです。理由は、中国の日本庭園ブーム。富裕層が自宅に日本庭園を造りたいと、大枚をはたき日本国内の木や森林を買い漁っていた。しかし、これも今や頭打ちだそうです」(経済ジャーナリスト)

 中国頼みに見切りをつける時期が来たようだ。

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