昨年は復活Vで世界王者に返り咲いた魔裟斗。連覇が懸かる今年については、谷川EPが「復活優勝して完全燃焼してしまったんだろう。まだ出るか出ないかの返事をもらっていない」と出場に暗雲が漂いはじめていることが明らかになった。
MAXの顔として7年連続で同トーナメントに出場してきただけに、出場辞退となれば興行面でも大打撃となる。「今月中には決めてもらう。(仮に欠場でも)テーマを持ってワンマッチで闘ってもらうか、ミドル級王座を新設するとか考えてもいい」という方針だ。
現在は3月22日の東京マラソン出場に向けてフルマラソンの猛特訓中という魔裟斗は、果たしてGP出場で連覇を目指すのか。今後の動向から目が離せなくなってきた。
また、この日は、日本トーナメントで4年ぶり3度目の復活優勝を果たし、世界大会への出場権を手中に収めた小比類巻太信と、すでに世界大会出場を決めている日本人ナンバー2の佐藤嘉洋が会見。小比類巻は「世界一を目指して頑張りたい」と初の世界王座戴冠に意欲を見せ、佐藤も「今年は世界で結果を残すだけ」と意気込んだ。