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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(12/7中山・12/6阪神)

 先週の注目馬結果分析。東京デビューの注目馬・エヴァンジルは、スタートで出遅れたものの無理をせず後方からの競馬。道中は折り合いに専念し、4コーナーでは内を突いてポジションを上げる。直線に入るとじっくり進路を探し追われたが、もう一頭抜群の手応えの馬がおり交わせず2着。それでも前残りの馬場だったことを考えると力のあるところは見せた。所変わって京都デビューの注目馬・エトランドルは、スタートで出遅れ、跳びが大きいこともあり後方から。4コーナーを後方2番手で回ると、直線ではじわじわ加速し、スピードに乗るとグングン伸びて1着。このメンバーでは力が違った。

 今週から中山開催に替わり最初の注目は、12月7日(日)第6R芝1800m戦に出走予定のレッドオランジュ。馬名の由来は「冠名+オレンジ(仏)。本馬の名門母系名サワーオレンジ系より」。牝、鹿毛、2012年2月24日生。美浦・戸田博文厩舎。父ステイゴールド、母オレンジパラダイス、母父エリシオ。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額1600万円。半兄には中距離戦で5勝を挙げているネオブラックダイヤ(父ゼンノロブロイ)がいる。本馬は前駆の成長が後駆に比べて早く、現段階では十分の筋肉量。胸前も深く心肺機能が高そうだ。胴は長めで距離は中距離が良さそう。繋ぎは立ち気味で蹄に厚みがあり、道悪馬場を得意とするだろう。なお、鞍上には三浦皇成騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、12月6日(土)第7R芝2000m戦に出走予定のアダムスブリッジ。馬名の由来は「ポーク海峡にある石灰岩の砂州と浅瀬の連なり。母、兄名より連想」。牡、鹿毛、2012年4月21日生。栗東・石坂正厩舎。父ゼンノロブロイ、母シンハリーズ、母父Singspiel。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額4600万円。半兄には11年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)を勝ったアダムスピーク(父ディープインパクト)や、全姉には重賞3着が3度あるリラヴァティ(父ゼンノロブロイ)がいる。本馬は胸前が深く心肺機能の高さが窺え、肩、上腕の筋肉が逞しい。トモには上質な筋肉が付いているが、まだこれから成長してきそうな造り。走りはパワフルで、キレよりも長く良い脚を使うタイプだろう。なお、鞍上には和田竜二騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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