今週の東京デビューの注目馬は、11月2日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のウェルブレッド。馬名の由来は「育ちのいい、上品な」。牡、黒鹿毛、2012年2月16日生。美浦・加藤征弘厩舎。父ディープインパクト、母アドア−ド、母父Galileo。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額6000万円。半兄には新馬勝ちをしたシェイクザバーレイ(父Duke of Marmalade)や、4戦目に勝ち上がり重賞にも出走した全兄・ローハイド(父ディープインパクト)がいる。本馬はバランスの良い好馬体をしており、ディープインパクト産駒らしい手先の軽さがある。その走りは重心が低く如何にもキレがありそうなタイプ。凛とした顔立ちをしており操縦性も高そうだ。なお、鞍上にはクリストフ・ルメール騎手を予定している。
京都デビューの注目馬は、11月1日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のレッドベルダ。馬名の由来は「冠名+美しい人(西)美しく洗練された走りでターフを彩る」。牝、黒鹿毛、2012年3月7日生。栗東・安田隆行厩舎。父ディープインパクト、母エリモピクシー、母父ダンシングブレーヴ。生産はえりも町・エクセルマネジメント、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額8000万円。兄弟は重賞2勝のリディル(父アグネスタキオン)、重賞6勝のクラレント(父ダンスインザダーク)、4勝を挙げているレッドアリオン(父アグネスタキオン)、重賞2着1回のサトノルパン(父ディープインパクト)と優秀。小柄ではあるものの腹袋はしっかりとしており線の細さはない。しなやかな筋肉を持ち、柔軟性がありバネがある。そこから繰り出される脚は極上のキレを見せてくれるだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。