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お国自慢アンダーグラウンド 日本縦断ヤンキーの県民性(2)

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提供:週刊実話

★“友情はコブシと酒で築く”のが信条

■埼玉県
 ファッションやトレンドに敏感で、都会ぶっているわりにはセンスが悪い者が多く、東京人には“ダサイタマ”などとされる埼玉県民。ところが、そんな土地柄に誇りを持ち、地元愛の強さが際立つのがこの地のヤンキーだ。
 それゆえ過去には、チーマーやカラーギャングといった先鋭的ヤンキーも隆盛を極めた一方、長い歴史を持つの暴走族も多数現存している。彼らを“北関東”扱いすると、烈火のごとく怒るので注意が必要だ。

■千葉県
 隣接する茨城県と熾烈な覇権争いを繰り広げ、とにかく“チバラギ”とひとくくりにされることを忌み嫌う千葉ヤンキー。自由奔放でのびのびとした県民性は彼らにこそ色濃く、懲役必至の悪事も平気で起こしてしまうのだから恐れ入る。
 また、九十九里浜やディズニーランドといったヤンキー御用達スポットも数知れず、昔から足を踏み入れた他県民との抗争は日常茶飯事。全国屈指の不良激戦区であることは言うまでもない。

■東京都
 露骨にカッコつけることは不粋とされ、ヤンキーと呼ばれることに抵抗感を持つのが現代の東京ヤンキー。その豊富な人脈や情報を活かしてビジネスの世界で頭角を現し、早い段階で悪事から卒業する者も多い。
 ただし、こうした傾向は“東京22区”の話。それ以外の足立区や多摩地区は、今でもむしろ北関東に近いヤンキー様式を守り抜いている。

■神奈川県
 かつては有名暴走族が県内各地でしのぎを削り、今でもその上下関係の厳しさや地元愛の強さを伝承するのが神奈川ヤンキー。東京人に対する敵対心は他県民の比ではなく、彼らを相手に一致団結した際の戦闘力はスカウターでも計りきれない。
 また、横浜仕様と呼ばれる改造単車や、特攻服+コルク半にブーツといったスタイルは、現代の旧車會ではスタンダードとなっており、まさに“ヤンキー業界の流行発祥地”と言えよう。

■新潟県
 東京への出稼ぎ人口が全国一とされながら、お国を愛して地元にとどまるのが新潟ヤンキー。猛烈に雪深く、外で暴れられる期間が短いためか、その不良比率こそ低いとされるが、喧嘩の際にはツルハシやスコップといった除雪用品が使われるなど、その性質は過激である。
 とはいえ、そんな凶器で頭蓋骨を割り合ったとしても、酒をみ交わせばすっかり意気投合。昔から「友情は拳と酒で築く」のが彼らの信条だ。

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