最強タッグ制覇に向け、大本命がスタートでよもやの急ブレーキ。
川田とタッグを結成し、渕&西村と対戦した健介。序盤から一気に攻勢に出る。ヘッドロックで渕を締め上げ、逆水平を連発。さらにパートナー川田の蹴撃もあり、虫の息の渕から勝利を奪うのは時間の問題だった。ところが、うまくタッチなどで交わされ、そのまま時間切れ。勝ち点を1しか獲得できなかった。
試合後、健介は「気持ちを切り替えて。最後1点差で決勝進出を逃したりもあるから、全勝狙っていくしかない」と気持ちも新た。「そのためにはストラングルホールドZを出す可能性ももちろんある」と幻の技の解禁をほのめかした。
ストラングルホールドZといえば、キングバスターとともに、8・26両国大会の三冠戦に向けて開発した“秘密兵器”。しかし、公開練習で披露されたのみで、実戦では一度も使用していない“幻の技”だ。さらに「キングバスターを繰り出して川田さんから防衛できたし、もうひとつの技でも勲章がほしい」と力強く優勝宣言を放った。
開幕戦で波に乗ることはできなかった健介だが、幻の技を投入することでガラリと流れを変えることができるか。