山口は卒業直後、大手芸能プロ・研音へ移籍。誕生日の来月17日にファースト写真集「present」(宝島社刊)を発売することが決定しているが、移籍後、メディアへの出演は初めてで、山口にとっての再出発の日となった。
各スポーツ紙によると、都内の同局前には報道陣が集まったというが、山口は午後6時30分ごろ、車で同局へ。報道陣を避けるかのように駐車場の出口から入り、車内には黒いカーテンが下ろされるなど、厳戒態勢だったという。
番組には、午後7時10分ごろから出演。「元NGT48」という肩書はなく、「アイドルグループ卒業」などと表現され、「女優の山口真帆さんです」と紹介されると、「こんばんは」と元気にあいさつ。出演終了後は車で同局を後にし、報道陣の前に姿を見せることはなかったというのだ。
「写真集の発売記念イベント開催が決定し、予約段階で売れ行きは好調だが、事務所としては、メディア露出でもうひと押ししておきたかったのでは。ただし、すでに元NGTの肩書は使わないことに決めているようだ」(芸能記者)
山口は昨年12月、自宅を訪れたファン2人から暴行を受け、2人は逮捕されたものの不起訴に。今年1月に山口が自ら事件を暴露し騒動に発展したが、いまだに収束せず。
NGTの運営会社・AKSはグループの活動に損害を与えたとして、事件の加害者2人を民事で提訴。現在も係争中だ。
そんな中、山口にとって“不都合な真実”を「週刊文春」のWEB版「週刊文春デジタル」が報じた。
同サイトによると、8月17日にNGTは保護者会を開催。その際、AKSの吉成夏子社長が、加害者が「僕は、もともと繋がっていたのは山口さんです」と発言していたことを暴露。その件も含めた真実を明らかにするため、民事訴訟で加害者と和解しない意向を明かしたといのだ。
「これまで、山口はほかのメンバーのファンとのつながりが事件の原因であることを主張していたことが報じられた。しかし、吉成社長の発言が真実ならすべてひっくり返ってしまう」(同)
この記事が出ても、相変わらずAKSに対する批判が殺到しているが、訴訟の行方に注目が集まりそうだ。