search
とじる
トップ > 芸能ネタ > 次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol22 オテンキ)

次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol22 オテンキ)

 のりが演じる“小ボケ先生”がスマッシュヒット。観れば必ず笑えるコントは、強いインパクトを与える。ももいろクローバーZや関ジャニ∞など、共演したタレントが次々とブレイクする“アゲアゲ芸人”でもある。オテンキに迫ってみた。(伊藤雅奈子)

 −−GOさんとのりさんは、元みちのくプロレスの練習生。江波戸さんは元アメフトの選手。そろってスポーツマンですね。

 のり「当時の事務所の社長が、どっかで長州小力さんの名前を聞いたんでしょうね、『芸人もやって、プロレスもやる』って言いだしたんです。で、勢いよく飛びこんだんですけど、勢いよく逃げちゃいました(笑)。入団会見に出て、『週プロ』(『週刊プロレス』)にも載ったんですけど、2日で辞めましたね。スクワット300回とかで、練習がすっげぇキツくて」

 江波戸「僕は日大(日本大学)でアメフトをやってて、芸人になったら仕事が来るんじゃないかなぁって思ってたら、まさかのオードリーが…。同じ年で、彼らは二高(第二高等学校)、僕は一高(第一高等学校)。試合をしたこともあって。3対0で負けまして、お笑いでも負けて、2連敗をしております(笑)」

 −−オテンキさんの分岐点はやはり、終了した『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系列)ですか?

 のり「そうなりますね。同じ事務所の響さんが、僕らの半年ぐらい前に出て、売れてたんで、僕らもキタぞ! と。売れると思って、引っ越そうと思って不動産やさんとか、見てましたから」
江波田「僕は、さっそくゴルフをはじめました(笑)」

 GO「僕は、おっきいテレビを見にいきました(笑)」

 江波田「しかし、“レッドカーペット難民”になってしまって…。2年後には、箸にも棒にもかからないって時代に突入しましたね。そこから不毛の時代なんですけど、運よく、ももいろクローバーZがまだ、ももいろクローバーだった時代にお仕事させていただいてから(※1)、“うっすらバーター”でいろんなことをさせていただきまして。当時はももクロちゃんと普通にしゃべってたんですけど、売れてから敬語になりました(笑)」

 のり「長いものには、巻かれまくりますから(笑)。僕は関ジャニと今もラジオをやってるんですけど(※2)、ももクロちゃんも関ジャニも、僕と絡んだら売れていくっていう」

 江波戸「売れてたからね、もう」

 GO「じゃあ俺、売れるかね?」

 のり「あげチンなんですよ、俺。デカチンでもあって…」

 江波戸「書けることを言いなさい!」

 −−個人として、グループとしての2014年の目標を聞かせてください。


 江波戸「個人では、経済とかFXに詳しいんで、そっちのほうと携わっていたいですね。オテンキとしては、初めてのDVD(※3)。こんなネタもできるんだと知ってもらえれば」

 のり「(昨年の)『キングオブコント』で、事務所の先輩のバイきんぐさんが優勝したことで、努力すればイケるんだと思えたんで、来年こそは決勝に。あとは、柔道4段取ろうかな。あと、FX」

 江波戸「やってないでしょ!」

 GO「僕は気合いの入れ直し、ですね。オテンキ、フレッシュ感がなくなってきたから、体も鍛え直して、若返り」

 江波戸「え〜、まさかのアンチエイジング!?」

(※1) 早見あかりが在籍時のももクロが、テレ朝動画でスタートさせたバラエティ『ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜』(現在は地上波放映もあり)。オテンキは企画MCとして、共演していた。
(※2)のりが2代目パーソナリティーを務める文化放送『レコメン!』の木曜日レギュラーが、関ジャニ・村上信五、丸山隆平。
(※3) 12月25日に初のDVD『1回やらせて!』が発売。コント、ロケ、リアクション芸ありで、本編75分+特典30分。定価2,857円+税。

【プロフィール】GO(左) ‘78年8月生まれ、東京都出身。のり(中) ‘79年2月生まれ、千葉県出身。江波戸邦昌 ‘78年3月生まれ、東京都出身。SMA NEET PROJECT所属。2006年結成。

(この連載は次回、12月最終週に更新)

関連記事

関連画像

もっと見る


芸能ネタ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ネタ→

もっと見る→

注目タグ