しかし都内で事務員として働く絵里さん(仮名・27歳)は、キスの時に引いてしまう男性の特徴があるという。
「私は潔癖症というわけではないのですが、食事の後、マウスウォッシュや歯磨きを必ずするようにしています。会社にいる時でも、食事の後はしっかり歯を磨きますし、普段もお茶やコーヒーは歯を変色させるので、ミネラルウォーターを飲みますね。人間の歯って一生、付き合っていくものですから、メンテナンスに手を抜きたくないんです」
そこまで歯に気を使っている絵里さんだけに、交際する男性の歯にも注目してしまうと話す。
「私が、引いてしまう時は、歯が黄色い男を見た時ですね。どれだけ経済力があってルックスが良く、お洒落な服装をしていても、笑った時に歯が黄色いだけで全てが台無し。それに口の中の不衛生は口臭にも繋がりますからね。そういう人は不潔な空気が漂うので、絶対にキスをしたくありません。その点、芸能人なんかは、フルハイビジョンの時代ですから歯のホワイトニングや、インプラントで気を使っている人が多くてさすがだと思います」
彼女は、一度歯の色が気になってしまうと、相手との会話中や笑顔の時なども、ずっとそこに注目してしまうという。
虫歯の痛みが発生しなければ、歯医者に行かないという人も多いが、清潔感を求める女性が多いだけに、男性も定期的にホワイトニングチェックを行った方がいいのかもしれない。
(取材/構成・篠田エレナ)
写真・mliu92