※以下、ネタバレ含む。
同作は、序盤では主人公の乃木憂助(堺雅人)が多額の誤送金の犯人だと疑われ、130億円を取り戻すべく奮闘する物語として描かれたが、第4話から主人公の印象が一変。乃木は否定していた「別班」という身分を偽装した自衛官がスパイ活動を行っている組織の人物と判明、警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛)はそのことに気付き、更に謎のテロ組織「テント」の主導者は乃木の父だった…など衝撃の事実が次々と明らかに。主人公・乃木が、自分の運命に立ち向かっていくアドベンチャードラマとして描かれている。
9話では、乃木の父・乃木卓(林遣都)=ノゴーン・ベキ(役所広司)に実の息子だと認められた乃木が、弟・ノコル(二宮和也)の会社で働くことに。会社の損益計算書から、「テント」がフローライトという鉱物のためにバルカ国土の1/10の土地を購入していることが判明。純度99%の貴重な鉱物の情報を政府や外国企業に知られてしまうと利権を横取りされてしまう懸念があり、慎重に土地購入が進められていた。
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しかしドラマ後半、「テント」が独占したかったフローライトの情報が政府に漏れてしまう。更に、乃木が裏切り射殺したと思われた別班の4人も生きていると判明、乃木に情報漏洩の疑いがかけられ――という展開に。
これを受けSNSでは、情報漏洩をしたのはノコルや他のテントの人物ではないか、別班4人の情報を与えたテントの日本モニターは医師の柚木薫(二階堂ふみ)や公安のエージェント・ドラム(富栄ドラム)ではないかなど、様々な憶測が上がっている。
そんな中、この貴重な鉱物「フローライト」にも注目が集まり、「カメラの高級レンズに使われてるヤツじゃなかったっけ」「純度99%のフローライトは私も欲しい!」「フローライト 見つけて小さいの買った」などの反応もSNSに上がっている。
フローライトは、和名が「蛍石」という鉱物の一種。色は無色だが、内部の不純物により紫や黄色、緑などに見える石も。天然の蛍石は19世紀ころから顕微鏡などでも使われ、現在も望遠鏡や写真レンズなどで高性能化のための特殊材料として使われているという。パワーストーンとしても人気があり、記憶力を高める、浄化効果、集中力アップなど色によって様々な意味があるとされているようだ。
『VIVANT』の内容を受けてフローライトが売れているという報告もSNSで見受けられるが、この石について詳しく特集されるようで期待が集まっている。同TBS系のクイズ番組『世界ふしぎ発見!』は8月27日、番組公式X(旧ツイッター)アカウントで、『VIVANT』合体SPを告知。16日の放送では、同ドラマのロケ地にもなったモンゴルを舞台に、ドラマ出演者がクイズ出題者“ミステリーハンター”として登場するという。
11日同アカウントは、「目指す #フローライト =蛍石 実は!モンゴルに実在する鉱物なんです その驚きの利用法とは!?」と、フローライト情報も予告。その他の情報も満載で、17日放送のドラマ最終回が100倍楽しめる内容になっているという。
遂に最終回を迎える同作だが、まだ謎となっていることが多々あり、物語の行方に注目が集まる。
記事内容引用について
『世界ふしぎ発見!』公式Xアカウントより
https://twitter.com/fushigi_hakkenP