役所広司
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芸能ニュース 2021年10月29日 08時00分
役所広司「人生で一番大きい賞状」マルちゃん正麺CM10年連続出演に感慨
俳優の役所広司が27日、都内で行われた東洋水産「マルちゃん正麺10周年記念」記者発表会に出席した。 >>全ての画像を見る<< 役所は「マルちゃん正麺」が発売された2011年から10年にわたって同商品のCMに出演する。役所はこの日、東洋水産からそのことを表彰され、感謝状を送られたが、「人生で一番大きい賞状ですね。僕の方こそ感謝しないといけない10年。これからも頑張ります」と笑顔でコメント。 CMの撮影については、「美味しくて楽しいCMになればいいなって思って撮影していました。料理をすることで家族が温かくなる、そんな雰囲気のCMになったなと思います」と手応えがあったと述べ、「10年も同じCMに出演させてもらうのは滅多にないこと。東洋水産様には撮影が入るたびにカップ麺とか差し入れをもらったり、本当にお世話になっています。感謝しています」と嬉しそうに話す。 そして、役所は「最初のCMに出た時はまだ若かった。でも、10年はあっという間。いつもスーパーとか行くと、必ず即席麺のコーナーに寄って、横目で(この商品が)売れてるかチェックするようになりました。気になって即席麺のコーナーを通過するのが、10年間続いています」とコメント。さらに、「10年やってるのでスタッフも顔なじみ。明るい雰囲気でやっています。調子に乗りすぎないようにと思いながらやっています。これからも20周年に向けて、ファミリーを幸せにする温かいCMを作っていきたい」と意気込んだ。 また、同商品についても、「お話をいただいた時に『嘘だと思うなら食べてください』という僕のセリフは大胆だなって思っていたんですけど、撮影を通じて実際に食べると、本当に美味しい。その味の良さを実感しながら、大胆なセリフも自然な感じで言うことができました」と話すなどお気に入りの様子だった。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年04月29日 17時00分
はやくも本年度の映画賞候補に浮上した2作品、大きな共通点とは
昨年度作品が対象の「第44回日本アカデミー賞」で、最優秀作品賞を「ミッドナイトスワン」、最優秀主演男優賞を同作主演の草なぎ剛が受賞した。 「草なぎが難役であるトランスジェンダーの主人公を熱演。大規模公開ではなかったが、リピーターが続出しネット上の口コミで観客が増えていった。最近の日本アカデミー賞は、映画会社の力関係よりも、世間の評価が大きく反映される傾向」(映画業界関係者) 今年はいまだにコロナ禍にもかかわらず、続々と邦画作品が公開されているが、早くも、すでに公開された2作品が今年の映画賞候補となってきたというのだ。 まず、1本目は綾野剛主演の「ヤクザと家族 The Family」(藤井道人監督)。ヤクザという生き方を選んだ男を、三つの時代を通して描く壮大なヒューマンストーリーで、舘ひろし、尾野真千子、市原隼人、磯村勇斗らが脇を固めた。 >>草なぎ剛、アカデミー賞主要部門2冠に驚きを隠せなかった理由 昨年からの流れも影響?<< もう1本は俳優の役所広司主演の「すばらしき世界」(西川美和監督)。直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」が原案。殺人を犯し、13年の刑期を終えて出所した主人公が、社会から“置いてけぼり”を食らいながらも、真っすぐ過ぎる性格と、そのどこか憎めない魅力で周囲の人々とつながっていく姿を描き、仲野太賀、長澤まさみらが脇を固めた。 「綾野も役所もヤクザの役。これまで、ヤクザが主人公の作品はヤクザを美化して描かれることが多かった。しかし、両作品はヤクザであることによって、いかに不利益を被るかもしっかりと描かれ、周囲の人々に不利益をもたらすことなどもしっかりと描かれている。作品賞と主演男優賞ではどの映画賞も候補にあがることになるのでは。公開時期が早い作品はなかなか賞レースに入るのは難しいが、この2本はインパクトがあり過ぎた」(映画担当記者) 両作品の関係者には朗報がもたらされそうだ。
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芸能ニュース 2020年11月02日 21時45分
東京国際映画祭開催で役所広司が挨拶 深田晃司監督は『鬼滅の刃』大ヒットに映画業界人として「御礼申し上げたい」
10月31日、第33回東京国際映画祭が開催となった。今年は新型コロナウイルス感染予防対策のため、毎年恒例の六本木ヒルズアリーナでのレッドカーペットイベントは実施されず、東京国際フォーラムホールCのロビーにてレッドカーペットを模した「レッドカーペットアライバル」を実施。レッドカーペットアライバルには総勢56名の豪華なゲストが華やかな姿で登場し映画祭を彩った。 >>全ての写真を見る<< フェスティバル・アンバサダーを務める役所広司もラインナップ記者会見に引き続き祝福に駆け付け、「今回の映画祭の開催はこれまでとは異なる形ですので、実行委員の皆様はとても苦労されたかと思います。いよいよ今日から始まります映画祭、観客の皆様を頑張っていきたいと思います」と“映画祭の顔"らしく堂々と挨拶。今年は例年とは違い、観客が良かった映画を自ら選ぶ「観客賞」が選出されることに対し、映画を観る時に大事にしている視点を問われた役所は「観客が映画を評価するのは一番正しいこと。でも世界中の映画人が人生をかけて作った作品を評価するのには責任を感じてしまいますね。素直に心を動かされた作品に投票することが大事だと思います。観客の皆さんが重要な役割を担うというのは映画祭の熱気につながると思うので、とてもいいことですよね。映画産業を盛り上げる賞になるのではないかな」と期待を寄せた。 日本映画界のいまを写し出す「Japan Now部門特集」からは深田晃司監督が森崎ウィン、筒井真理子と共に登場。部門の選出について深田監督は「本当に驚きました。自分にはまだ特集組んでもらえるようなキャリアはないと思っていたので。しかし2010年に『歓待』という作品で賞をいただいてからちょうど10年なので、もっとがんばれと叱咤激励を受けたと思っています」とコメント。また、記録的ヒット中のアニメ映画『鬼滅の刃』が映画界の活気を取り戻す起爆剤になっているとして、「この大ヒットについてはムーブメントを作り出した人たちに、この業界の末席にいる1人として御礼申し上げたい」と、映画界を代表して感謝の言葉を述べた。深田監督の『よこがお』で2019年度の第70回芸術選奨映画部門において文部科学大臣賞を受賞した筒井からは、「コロナ禍で授賞式が中止になってしまいまして、残念なことに立派な賞状を宅急便のお兄さんから頂いたことがとても印象深かったです」とのエピソードが明かされ会場を驚かせた。 第33回東京国際映画祭のオープニング作品に選出された『アンダードッグ』からは、武正晴監督、俳優の北村匠海と瀧内公美、脚本家の足立紳、佐藤現プロデューサーが登壇。主演を務めた森山未來は大阪で舞台公演中のため、リモートでの参加となった。冒頭の挨拶では全員口々にオープニング作品に選ばれた喜びを語った。そして、映画祭への想いも述べた武監督。「非常に意義深い作品でこうやって映画祭に呼んでいただき、非常に光栄に思っています。こういう場所でいろんな映画人たちともっともっと映画の話をして、次の企画を考えていきたい。映画祭とはそういう場所であってほしいと思うので、ぜひ映画祭の中でいろいろな交流を進めていただきたいと思っています。本当にこういう場を与えていただけると、『やっぱり(映画製作を)やめられないな』と思いますので」と熱いメッセージを残しイベントを締めくくった。第33 回東京国際映画祭開催期間:2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほかhttps://2020.tiff-jp.net/
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芸能ニュース 2020年09月30日 17時00分
「映画業界の危機的状況は、コロナだけが原因ではない」是枝監督、東京国際映画祭に向け想いを語る
10月31日より開始の第33回東京国際映画祭に向け、9月29日、全ラインナップ・各イベントの魅力・見所を発表する記者会見が開催。本年度のフェスティバル・アンバサダーを務める役所広司、深田晃司監督、是枝裕和監督が登壇した。 >>佐久間由衣、伊藤沙莉も受賞! 東京国際映画祭、小池都知事も駆け付け東京五輪への意気込み語る<< 本年の映画祭開催にあたり、感染防止対策に万全を期し、マスコミ・観客の安心・安全を確保するため、東京都策定の「東京都感染拡大防止ガイドライン」及び全国興行生活衛生同業組合連合会策定の「映画館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえ、港区保健所の監修も仰いだ形での感染予防の取り組みを行うという。 映画祭の開催について役所は、「形は変わっているのかと思いますが、映画を通して、様々な方に『勇気』や『力』を与えられるための映画祭ですから、なんとか盛り上げてやっていきたいと思います」と意気込みを話した。 コロナ禍の中、仕事をする上で心構えや、感じ方などで変化があったかを聞かれると、「実際に、今年撮影しようとしていた作品がほどんと中断してしまったり、公開が来年に延期になってしまったりと、(関係者は)その決断をするのも相当大変だったと思うのですが、正しかった、と思っています。僕は、色んな事が起きて(世間が)激変してしまい、それを乗り越えたときに素晴らしい映画が出来上がると思っています。撮影の現場は、まだまだ苦労がたくさんあるかと思いますが、スタッフやキャストは何とかこの苦難を乗り越えようとしています」と話し、コロナ禍の自宅時間については「身の回りの断捨離や掃除、かなりやりましたね。こういう事が自分は好きなんだな、という発見もありました(笑)。この機会に、少し運動も始めましたね」と意外な一面も見せた。 深田監督は、コロナ禍でのミニシアター救済のクラウドファンディング「ミニシアターエイド」の活動が話題となった。想定以上の広がりを見せ、実際集まった金額や周りの反応などをどう感じたか聞かれると、「私だけではなく、濱口竜介監督をはじめ有志の方々数人で分担して進めていたことです。あの時期はどの業界も大変だったとは思いますが、もともと助成金の少なかったミニシアターは特に大変でした。そんな中、役所広司さん、是枝監督をはじめとした多くの監督、映画人の方々が真っ先に賛同のコメントを贈ってくださいました。あとは映画ファンの力ですね。これだけ『ミニシアターに無くなってほしくない』『ミニシアターが支える多様な映画に無くなってほしくない』と願う映画ファンがこんなに居たんだと思えたことは、多くの映画人にとって大きな支えとなったと思います」と話した。ミニシアター業界の人との多くの出会いもあり、楽しい経験だったようだ。 この活動について、新しいムーブメントを感じたかと問われた是枝監督は、「今回嬉しかったのは、やはり“ミニシアターに育てられた”という記憶みたいなものが、作り手にも一般のお客さんの中にも残っていて、その熱い思いが具体的に金額として出てきたことに勇気づけられた人は多かったと思うんです。映画業界全体が迎えている危機的状況は、コロナだけが原因ではなくて、潜在的にはこの20年近くで起こっている事。どうやって映画業界全体が改革の意識を持てるのか、僭越ながら一人の作り手として働きかける事を考えています。(日本が)豊かな映画祭を持つという事は、この国の文化にとってとても大事なことなので、できるだけ前向きに関与していきたいと思っています」と語り、「この映画祭が映画の『多様性』だったり、『作り手と観客の交流の場』だったり、そして山中貞夫監督の作品の上映などにみる『この国の映画の歴史』に対する意識と、『映画の未来に対する視線』というものは、映画祭にとってとても大事で、映画というものを、いまどう考えて、この先どのように捉えていくのかを表明する場所でもあるわけです」と、今回の映画祭の重要さを改めて強調した。 第33回東京国際映画祭は、10月31日~11月9日六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)などで開催される。
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