「制作費は破格の1話1億円と言われており、堺のほか阿部寛、二階堂ふみ、役所広司、松坂桃李、嵐・二宮和也ら豪華キャストを投入。費用対効果からしたら、まだまだ視聴率は足りないのでは」(テレビ局関係者)
主演ドラマが見事に当たった堺だが、どうやら、しばらくテレビ局からのオファーは途絶えそうだという。
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「堺は昨年末を以って所属していた田辺エージェンシーを退社し独立したが、〝芸能界のドン〟と呼ばれる同社の田邊昭知社長が堺に激怒。『VIVANT』は同社とTBSの蜜月関係で取った仕事なので、せめて同ドラマが終了するまでは所属しておくのが最低限のマナーだった」(芸能記者)
そして、古巣の社長の怒りは妻で女優の菅野美穂の仕事にも影響を与えてしまったようだ。
菅野は6月初めに10月スタートのテレビ朝日系ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」に主演することが発表されているが、撮影がスタートしていてもおかしくない今月に入っても、共演者発表などの続報が出ていない。
気になるその理由だが、先ごろ「週刊新潮」(新潮社)が報じたところによると、松岡茉優、田中哲司ら独立系の事務所に所属する役者陣の出演は内定しているものの、田邊氏に忖度した大手芸能事務所の関係者からテレ朝サイドに、「このドラマには協力できない」との話があったため、キャスティングが難航。
芸能界では堺の独立の黒幕は菅野だったとの説が定着しており、田邊氏の怒りは菅野にも向いているというのだ。
「堺は自分にとって〝原点〟である舞台の仕事もやりたかったが、古巣は利益優先でOKが出ず、それも独立の理由。結局、夫婦そろって〝芸能界の掟〟を思い知ることになった。『VIVANT』の撮影終了後は、しばらくのんびりするのでは」(芸能記者)
とはいえ、このままでは菅野の主演ドラマがお蔵入りしてしまうかもしれない。