同ドラマは3日に第8話が放送、平均視聴率は世帯14.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で最高視聴率を記録したと、各メディアが報じている。
※以下、ネタバレ含む。
同作は、気弱に見えた主人公・乃木憂助(堺雅人)の裏の顔やルーツが次々と明らかになり、自分の運命に立ち向かっていくアドベンチャードラマ。8話では遂に乃木が、幼いころに生き別れた父と対面、親子だと認められ組織に侵入するまでが描かれ、今後の展開の考察も盛り上がっている。
他にも、同ドラマの公式X(旧ツイッター)アカウントや、演出スタッフ、出演者などが裏話を公開し、盛り上げに一役買っている。5日は、同作演出の宮崎陽平氏が自身の公式Xアカウントにて、人気キャラクター・ドラムの成り立ちを紹介。劇中では、ドラムを演じる富栄ドラムは言葉を発せず、手持ちの端末からAIボイス(林原めぐみ)で会話をするという設定。富栄は同作放送期間中はこの設定を番宣の場面でも厳守しており、出演の際はドラムの衣装、受け答えは林原の声が出る端末、と徹底している。
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5日宮崎氏は、富栄が林原の音声収録を聴きながらそれに合わせた表情の練習をする動画を公開。表情をくるくる変える富栄の後方ブースに林原の姿も見え、SNSから反響があった。更に、堺、阿部寛、二階堂ふみと演技派役者陣とのシーンの多いドラムが緊張しないよう、撮影前からスタッフになじむためスタッフルームで過ごしていたようで、その様子も投稿している。ここでドラムは、PCで作業するスタッフの隣で、鏡を見て表情の練習をしていたようだ。
更に、ドラムのキャラクターイメージは、監督から宮崎氏とドラムに任されていたとし、「参考にしてたのはミスタービーンとちいかわちゃんです ドラムの携帯の待ち受けは今もちいかわ」と、まさかのモデルを明かした。
これにはSNSから「ドラムってちいかわだったんだ…?」「ミスタービーン×ちいかわちゃん 最高か!」「気が付かなかった」など、驚きの声が上がっていた。
『ちいかわ』は、イラストレーター・ナガノ氏がXやインスタグラムで連載している人気コミック。泣き虫だけど仲間思いでいざというときは勇気を振り絞る主人公・ちいかわと、友だちのハチワレ、うさぎやモモンガ、くりまんじゅうなど個性豊かなキャラクターが繰り広げる、かわいくもちょっとピリっとするシビアな日々がみどころの物語だ。ちいかわも簡単な単語や感嘆詞などしか言葉を発せず、豊かな表情で感情を伝えるキャラクターで、ドラムと共通する部分がありそうだ。
宣伝隊長として各地で同作の番宣活動をしているドラム役の富栄。10日放送の緊急生放送特番にも出演することが発表され、ますます注目が集まっている。
記事内の引用について
やんぴ(宮崎陽平)公式Xアカウントより
https://twitter.com/ist_yohei