7日、ジャニーズ事務所が東京都内で記者会見を開き、ジャニー喜多川元社長の性加害の事実を認め、謝罪。藤島ジュリー景子前社長は9月5日で引責辞任し、東山紀之氏が新社長に就任したと発表した。
番組では、ストレートニュースのコーナーで元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏の会見の内容を報道。オカモト氏はジャニー氏からの性被害を受けており、事務所の会見を受けて「心が少し楽になった」としつつも、「ジャニーズ事務所」という社名を変更しないことには驚いたと話した。
ストレートニュースのコーナーでは別の報道を2つ続け、その後スタジオでジャニーズ事務所の会見について、出演者がそれぞれの見解を述べた。会見を見たというコメンテーターのガダルカナル・タカは、東山氏について「強い意志と覚悟を感じた」と話した。同番組では前日の会見を中継で伝えており、MC・宮根誠司も「東山さんに頑張っていただきたいなと思いますし、改めて我々メディアも反省するところはキッチリ反省して、検証するところは検証する、というのを絶対忘れちゃいけないですね」とコメントした。
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続けて、「今頑張ってらっしゃるタレントさんもたくさんいらっしゃいますので、風評被害も避けなきゃいけないですね」と宮根が話しながらCMへ。CM明けは日本列島に迫っている台風13号についての特集が続き、これ以降ジャニーズ事務所の会見について番組で触れられることはなかった。
他局の情報番組では長時間を割いてパネルなどを使い詳細に伝えており、裏番組の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)では、ジャニーズ事務所所属のA.B.C-Zの河合郁人が出演し涙ながらに謝罪していた。その中で、この『ミヤネ屋』のあっさりとした報道には視聴者から疑問の声が上がっている。
ネットでは「東山紀之にすでに忖度しまくりのミヤネ屋」「日テレはジャニーズについてもうやらないつもりか」「今のミヤネとタカのコメントこそがおらが村の忖度そのものだろ」「史上最悪の性的暴行に対してこれだけの扱い」「ジャニやりたくないの露骨すぎて笑けてくるわ」「本来なら各メディアのトップが会見するレベルの案件なのにテンプレコメントで済ますクズっぷり」など、厳しい声が寄せられていた。