同ドラマは、ねむようこ氏による同名コミックが原作。元カノの美和子(生田絵梨花)を引きずり、10年恋をしていない恋愛下手な33歳の向井悟(赤楚衛二)が、1話ごとに急接近する女性と恋愛が始められるか…という男女の駆け引きが見どころのラブストーリーだ。
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第4話では、3年ぶりに会った原チカ(藤間爽子)と、結婚を見据えた付き合いが始まった向井悟(赤楚衛二)。ブライダルフェアや水族館など、デートを重ねる二人だったが、結婚に関する話しかしないチカに、もっとお互いの人間性を知りたい向井は違和感を覚え始め――という展開に。
遂に向井は「おかしいですよ、そんな結婚の話ばっかり。そんな結婚結婚って畳みかけられたら正直疲れます。俺はもっとチカさんの内側を見たいっていうか、結婚ってその先の話なんじゃないんですか」とチカに不満を伝えてしまう。後日、チカから謝られ、「結婚は仕事っていうかタスクみたいなとらえ方にいつのまにかなっちゃってるし。浪漫とか求めるの、もうずっと昔にやめちゃったんです」と告げられる。お互いの価値観の違いを痛感した2人は別れを選ぶ、というシーンが描かれた。
この、チカの恋愛価値観の吐露に視聴者から賛否の声が寄せられている。あまり恋愛の優先順位が高くなかったというチカだが、いざ結婚をめざすとなると少し切なくなったと話す。その理由が「思い出す恋がなくて切ないんです」という、恋愛を楽しんだ経験がなく、ファンタジーとらえてしまっている自分への切なさのようだった。
このセリフに「めっちゃわかるー浴衣で花火大会デートとか、ファンタジーだもん」「私もチカと同じタイプ~」「気持ちわかる!!人に全く甘えられない」「恋愛経験少なすぎて誰かと付き合うって他の人が簡単にしてることは自分には誰かと付き合えるだけで奇跡なんだよなぁ」と、チカと同じタイプだという共感の声がネットに上がっている。
他にも、「恋人と海でキャッキャするのがファンタジーは、たしかにちょっと寂しいな。チカさん、マッチングアプリのやりすぎで弊害が出てしまった感」「恋愛の記憶がないって可哀想かも。あの浮かれてドキドキする感じは、経験として、記憶として持っていたいと思う」「婚活してて最終的に思うのって、『結婚したい』より『誰かを好きになりたい』かもしれないよね」価値観は違うも、理解する声が。
中には、「そうみせかけて、のパターンだと思うな 恋愛の優先順位高くないって己に言い聞かせてうまくいかない理由にしてるだけの人」「チカ向井とワンナイ(※チカと向井は過去に一夜の関係がある)したんだよね? 恋愛したことないって自分が虚しくなるようなことしかしてないだけじゃん」という厳しい指摘も寄せられた。
視聴者自身の恋愛・結婚の価値観も改めて見直すきっかけとなっている同作。次回予告では遂に向井が10年引きずっている元カノ・美和子と再会するシーンが映り、番組公式X(旧ツイッター)アカウントにも期待の声が寄せられている。