キッチンに立つ回数はメンバーで群を抜いて多く、食べることも大好き。もはや爆食の域で、おいしそうに口へ運ぶ姿は「育ちざかりの息子を見ているよう」と母親世代からも共感されている。そのため、グルメ番組のオファーが増加している。
「以前は、テレビ局などでタダで食べられるお弁当を5個も平らげたことがあります。関西ジャニーズJr.時代は、回転寿司で50皿を完食。先輩に連れて行ってもらった焼肉店では、仲間がコースの締めのアイスクリームを食べている時に、肉やライスを追加注文。遠慮なしでバクつくため、連れて行った先輩からは『もうお前とはメシに行かん』とNGを出されたことも」(アイドル事情に詳しいライター)
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大橋のモンスターぶりに最初に着眼したのは、引く手あまたのテレビプロデューサーで演出家の佐久間宣行さん。昨年1月期、定食店で1種類の定食を食べるだけという深夜のレギュラー番組「黄金の定食」(テレビ東京系)に、大橋を抜てき。シソンヌ・長谷川忍とタッグを組ませた。
今年は森永製菓「カレ・ド・ショコラ」のテレビCMにソロで起用され、“食いドル”キャラを爆走中。その明るい笑顔からは想像できないが、ジャニーズ事務所に入所した小学生からCDデビューまでに10年以上もかかった苦労人。関西ジャニーズJr.時代は、西畑大吾や大西流星(いずれもなにわ)、King & Princeの永瀬廉、平野紫耀(脱退・退所)に水をあけられ、後輩のバックダンサーについた。しかも、定位置は後方の端だった。
大橋の救世主となったのは、なにわのプロデューサー、関ジャニの∞大倉忠義。「端っこにも端っこの面白さがあるから、見ててみ」とそのポジションの楽しみ方を説いたのだ。この金言はデビュー後、大いに役立った。中央に立てば、一度に6人のメンバーを見ることができない。ところが、端ならずらりと並んだメンバーを一気に見られる。このメリットを体験できた時、大倉が発した言葉の意味が理解できた。
そんな7人が初めてメインパーソナリティーを務める今年の「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)まで、あと1か月(放送は8月26~27日)。大橋のポジションやはり端、かもしれない!?
(伊藤由華)