「グダグダぶり」が話題になったのは、番組ラストのエンディングであった。エンディングでは例年、出演者達が集まって、パフォーマンスのダイジェスト映像や簡単な挨拶などを行うのがお約束になっているのだが、今年は3時間半の長時間放送のラストとは思えないほど、微妙な雰囲気が流れていた。
今年の『FNS歌謡祭』の出演者は、江口洋介や和田アキ子、松平健など大物が大勢参加していたのだが、エンディングまでには軒並み帰宅してしまったのか、スタジオにはNEWS、なにわ男子、新しい学校のリーダーズなど若手アーティストしか残っていなかった。
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さらには、新しい学校のリーダーズのメンバーSUZUKAがラストのコメントの途中で、「胸がいっぱい、いっぱい、おっぱいです!」と下ネタギャグを発し、場を騒然とさせたほか、SUZUKAの「おっぱい発言」に影響されたのか、NEWSの小山慶一郎が後輩のなにわ男子のフリに気が付かず、「すいません。おっぱいに引っ張られてしまいまして」と謝罪。司会の相葉雅紀もまさかの展開に「ちょっと集中して!」と叫ぶなど、グダグダな模様が放送されていた。
この内容に、ネットでは「最後、完全に放送事故だった」「相葉さんが全く仕切れていない」「ラストひどすぎる」「はちゃめちゃすぎる」「新しい学校のリーダーズはもうFNS出れないだろうな」「偉い人にめっちゃ怒られてそう」といった声が相次いでいた。
もっとも、相葉に関しては体調不良からの復帰したてで、新しい学校のリーダーズは「下品さ」が武器のアーティストであり、それぞれ頑張っていたのかもしれないが、歯車が噛み合わずにグダグダになってしまったようだ。